ぼくを笑わせるために | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 昨日、みのるを火葬し、家に帰ってきたときのこと。
 やっぱりしんみりしてるじゃないですか。ずっとずっとずーーっと一緒に暮らしてきたみのるを見送ってきたのですから。
 しんみりしながら帰宅し、部屋に入ると、
 

「♪ラーーーーーー♪」

 

 ユールが歌ってる。……が、なにその表情。なにその体勢。その足。
 もう、一発で笑ってしまいました。
 
 ほんと、ユールはおもしろいです。ユールはぼくを笑わせる才能に溢れています。溢れすぎています。
 
 もしかしてこのユールとかいう生き物は、ぼくを笑わせるため、そのためだけにこの世に生まれてきたのではないでしょうか。