ニートトカゲ | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 今日はトカゲたちのご飯の日だったので、ユールにまず小松菜をあげたんですけど、
 

 気持ちよくパクパクと食べるのはいいことです……が、手足が一歩も動いていない! その場からまったく、ほんのちょっとも動くことなく、目の前に出てくる小松菜を「当然」という顔で食べている!

 これでいいのでしょうか! これがトカゲのあるべき姿でしょうか! 「野性」とかそういったものは彼の中に存在するのでしょうか!

 ユールのこの姿を見て思ったことは、「ニートだ……。働き(狩り)もせず、働くため(狩りのため)の何かすらしていない、こいつはニートトカゲだ……」です。

 まあ飼育されている限り、狩りなどせずともエサは自動で出てくるようなものですからね。そりゃニートにもなるってものですよね。

 

 小松菜を食べたあとはお持ちかねのコオロギですが、その準備のあいだユールが何をしているかというと……

 
 何もしていない! というかさっきからまだ一歩も動いていない! 温かいランプの下でのんびりダラリ~ンとしている!
 
 ニートだ……
 
 こいつはニートトカゲだ……!
 
 やがてコオロギの準備ができると、
 
 調子よくこっちを向いた! 狩りをするためではなく、皿に乗せられたコオロギをただパクつくために!
 
 ニートだ……
 こいつはニートトカゲだ……!