野性のコオロギの噂を聞いたよし子 | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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 九州北部は記録的な大雨に見舞われましたが、幸いにも我が家のある地域は大丈夫でした。
 
 今日は久しぶりに太陽が顔を出し、気温もぐんぐん上がりました。ニイニイゼミどころかクマゼミまで鳴き始めていて、もう完全に夏です。
 夕方、数日ぶりのウォーキングに出かけると、
 

 おっ、葉っぱの上にコオロギが! たぶんエンマコオロギの幼虫だと思います。あの大雨を無事に乗り切ったんですねえ。逞しいなあ。

 
 それにしても、うちには自家繫殖しているヨーロッパイエコオロギがたくさんいますが、こうして野性のコオロギを見るとやはりワイルドというかなんというか、昆虫感というかインセクト感がすごいですね。
 
 ウォーキングを終え、ちょっと休んでからケージを覗くと、
 
 よし子がそわそわしていました。野性のコオロギ発見の噂を聞いてワクワクしているのかもしれません。もしもあのコオロギをよし子に見せたら、そりゃあもう目の色を変えて飛びつくでしょうね。
 
「なにやらおいしそうなむしをはっけんしたそうですね」
 
「さあ、いますぐ、そのむしをください」
 
 すっかり目を輝かせていますが、あのコオロギはもちろん捕まえてきていません。よし子にはあとでいつも通り、我が家の栄養たっぷりのイエコをあげます。