うちのレオパたち、冷凍コオロギを食べるようになったんですよ。ほんの2ヶ月くらい前からです。それまでは、とくによし子は活きコオロギじゃないと絶対に絶対に、絶対に食べませんでした。
2ヶ月くらい前、ユールとスノークのために解凍したコオロギを、何の気なしにケージの中のよし子にホイホイと見せてみたんです。するとタッパーから飛び出てきて、ガラス越しにアタックしてきたんです。「うそ、まさかよし子、食べるのかい?」とケージを開けて、ピンセットで目の前に持っていくと……
パクッ! と勢いよく食べたのです。
それからというもの、まったく普通に冷凍コオロギを食べるようになりました。びっくりです。
というかもしかしたらもっと前から、実はあげれば食べたのかもしれません。ぼくが勝手に「うちの子たちは活きコオロギしか食べない」と思い込んでいただけかもしれません。でも、最初の頃は間違いなく食べなかったんです。そりゃあもう頑なに食べませんでした、活きコオロギしか。
エサ待ち顔のよし子。期待に胸を膨らませ、目が真ん丸になっています。
ぼくが床に座って用意しているのを静かに見守るよし子――ではなく、そわそわうろうろしながら「はやく、はやく!」と急かすよし子。
ケージを開けるとこの通りです。みのるもこんなふうに身を乗り出してきますが、よし子は放っておくと普通に外に出てきちゃいます。