さっきYouTubeで
3歳の頃、母の車で聴いてからいままで
憧れ続けている人の動画を見つけた。
単純な形容詞で表現出来ない魅力のある男性で
動画をみつけて画面から目を離すことが出来なくなってから
かれこれもう2時間ぐらいが経っているんですが…
俺はこの人のことを深くは知らないし
どんなに知りたくても
会って話をすることももう絶対に出来ない。
白の無地Tシャツ1枚にジーンズで
時に訴えるように
時に自嘲するように
時に愛を、心を求めるように
画面の中で歌う姿は
もしかしたらいまを生きる人には
不恰好に見えてしまうかもしれないね。
いつの間にか
追いつくはずのない俺の年齢が
彼よりも上になったけど
未だに彼の見たものは見えないし
考えたこともきっとわかってはいない
それでもこの声を聴くと
3歳の時、タウンエースの中で感じた
あの頃となにひとつ変わらない
決して言葉に表現出来ない
この気持ちに包まれる
願わくば
何年、何十年経って
俺が居なくなったとき
俺が思ったように
誰かが俺を思い出してくれたら。
そんなことを思ってしまった。
そんな歌だった。
そんな生き方だった。
この声や文字は届かないかもしれないけど
せめて想いだけは。
あらためて言わせてください、
心からのありがとうを。