アロマスプレーはなぜ白濁するのか? | 京都市役所前 アロマテラピーでもっと健康に、心豊かに~講座とトリートメント

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京都 麩屋町二条で、本物と上質を求める大人のための「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」を主宰しています。一時しのぎの癒しを超えて、変わる自分を実感してください。自然の恵みが凝縮した精油の力で、あなたももっと楽しく、そして健康に!

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa®」の出野です。

アロマスプレーは、「ルームフレッシュナー」を始め、「マスクスプレー」、「虫よけスプレー」「防ダニリネンスプレー」「除菌スプレー」など、様々な用途で作成します。



アロマスプレーは、日本アロマ環境協会のテキストにも作り方が載っている基本的なアロマクラフトですが、エタノールに精油を混ぜて、そのあと精製水を加えると一気に白濁することには触れられていません。

アロマレッスンでこれを作ると、精製水を加えたとたん、「濁った!!」と声があがります。


エタノールに精油を入れたときは透明なのに、精製水を加えると白く濁るのはなぜでしょうか。


白く濁っているのは、溶解し切れていないため、精油分子が集合体になって分散している状態で、光が精油分子の集合体である油滴にあたって、乱反射して白く見えているためなのです。
こういうものを乳濁液(エマルジョン)と呼びます。

エタノールに、精油を混ぜた段階では、精油の分子の一つ一つのまわりをエタノールの分子が取り囲んでいる。つまり完全に溶解されている状態です。

精油の分子の一つ一つは、可視光(400~800nm程度)の波長に比べてとても小さいので、我々の眼には見えず、液は透明に見えます。


しかし、ここに水を入れると、精油分子が集合体になって、そのまわりをエタノールの分子と水の分子が取り囲むような形になります。

精油分子の集合体は、可視光の波長程度の油滴になるため、光を乱反射して、我々の眼に白く見える
のです。

ちなみに水に溶けやすいというのは、少しの水分子で、取り囲めること。
水に溶けにくいというのは、多くの水分子で取り囲まないといけないということ。


エタノールは、親水性を持つOH部分と、親油性(疎水性)を持つCH部分を持っていて、精油も水にも馴染むのですが、精製水を多量に加えることで溶解しきれずにこのようなことが起こってしまうようです。


様々な用途で作れるアロマスプレーはとてもお役立ちクラフト。

香りを胸いっぱいに吸い込めるのも、天然精油で作ったスプレーだからこその贅沢だと思います。


◎当サロンでは、アロマトリートメントの施術に加えて、「アロマテラピー基礎コース(アロマ検定対応)」や、ハンド&フットトリートメント講座、ヘッドマッサージ講座などを行っています。詳しくはHPをご覧ください。



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