今を生きるということ
この人生そのものが
旅なんだろうね
どこに行きたいかとかではないな
壮大な絶景とか人気のイベントや観光地でもないわな
これは特別な場所なんかではなく
昨年の８月に
ルーム事務所の前から撮影した時の空と雲
「夏がゆく」と
そう感じて撮った写真
毎年、夏を中心に生きているボクにとっては
東北の夏はあまりに短すぎる
新緑の季節
この「今」こそが「今年の夏」なんだと想っている
夏至の日というのはね
その年の夏の終わりに向かう日というボクの認識なのだが
来年の新しい夏に向かう日なんだと想うことにしている
去り行く夏のうしろ姿というのは
何度見ても切なくて哀しい
花火大会も夏祭りも
とてもじゃないけれど
見ていたくないというのが本音だ
死を意識させられてしまうような事故や大きな災害、病気を経験してしまうと
どうせ・・と人生に開き直るというよりも
何でもないようなこの日常だよね
普通で当たり前だと感じてたことが
どれほど有り得ないことの連続かがわかる
この夏も
それぞれのバイクで
一緒に走りたい仲間がいる
バイクそのものが危険なわけではないわな
言い訳しながら何かのせいにして
バイクでの旅をしなくなった時のほうがボクは恐いな
こんな夏空を見てるたけで
それだけで
感謝したくなるよ
今年の夏も
人生という日が暮れないうちに
前のめりで
心から楽しもうと想っている
旅に出るならどこへ行きたい？
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