留学中の娘から
「どの科目を選べばよいか悩む」
とのラインが来ました。
日本の学校では
国語・算数・理科・社会・図工・体育・・・・
これはすべて
必須教科です。
と言われてしまいますが
海外の学校がすべてそうかどうかは
分かりませんが
娘の学校では
数学と科学、キリスト教以外は
選択可能で
美術
デジタルテクノロジー（アプリケーション）
デジタルテクノロジー（コンピューターサイエンス）
デジタルテクノロジー（メディア）
演劇
地理
歴史
音楽
等々
その中から、自分が勉強したいものを
選択することが出来るのです。
この違いを知った時
自分が興味がある教科や科目を選んで
勉強することと
「これをやりなさい」と言われて
勉強するのでは
熱量が大きく違うなと感じました。
日本もこんな風になると
みんながやりたいことや知りたいことを
進んで楽しく勉強が出来るのにな
なんて思いました。
話しは飛びましたが
それらの教科や科目の中で
娘は「ワークショップ」というものを
選んだのですが
自分の作りたいモノを
木を加工して作っていくというのが
今回の課題のようなのですが
作った作品をどうしたらよいかと考えると
ちがう教科を選択した方が良いかな
と悩んでいるというのです。
それを聞いて
「モノが増える」という事が
私の影響か
娘はあまり好きではないので
自分の作った作品の行く末を考えて
作品として手元に
何も残らないものを
選んだほうがよいのではないか？
と悩んでいる様子なのです。
そんな風に考えるようになったことから
私がきちんと娘に
モノと人との関係について
伝えきれていなかったかなと
ちょっと反省をしながら
娘には、こう話しました。
「作りたいものを作ることを楽しんで
そのあとは
飾って満足
使って満足したら
どうするかを決めておけばいいのかもよ。
もし、保管しておきたい
と思うのであれば
自分が「苦痛」だと感じない量を持つように
選んでいったらどうだろう？」
すると
娘は、「そうだね」
と納得した様子でした。
モノを持つ事で
今まで「快適だ」と思っていた環境が
変化することになるので
モノを持つ事に慎重になる事は
とても大事な事ではありますが
人がモノとうまく暮らしていく事や
人生を豊かにすることを
どう考えて行くか？が
大事だと思います。
まだ、若い娘には
難しいことだったかもしれませんが
今回のことが
ヒントになっていけば良いなと
思います。
モノが増えるという事よりも
その過程の中で得るモノが大事になると思うので
自分が楽しいと思えることは
楽しむべきだと思いますし
楽しんだ後、どうするか？
をしっかり決めておけば
その後もストレスに感じない方法を
考慮していけばよいと思います。
モノが増えるという事だけに
過敏になる事もないのかな
とも思いました。
モノを持つ事
増やす事の影響を知っているからこその
娘の悩みでした。
以前、適正量のお話をしましたが
自分が快適だと思える量を知ったら
それを維持していくために
何を持ち、何を捨てるかを
決めていく事が
自分の快適さを保てる秘訣だと思いますし
その捨てるタイミングについても
しっかり決めておくことで
良い環境を維持できることを
知っておくことが大事ではないでしょうか。
皆さんのヒントになれば
うれしいです。
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