昨年から本格的に始めた
「人を動かす５つの伝えワザ」。
この中でもお話をしているのですが
物事って、実は詳しく聞かれると
答えられない事って
沢山あると思います。
例えば、お子さんに「○○って何？」
と質問されて
答えるのに
悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。
人に物事を説明するには
自分自身が自分の言葉で
理解していないと
伝える事って出来ないんですよね。
そこで
最近は、「片付け」についての情報があふれているからこそ
意外と、分かっているけれど
本当は分かっていない事に
気付いてもらうお話をしてみたいと思います。
この記事がきっかけで
「あ、そうか」と感じる事が１つでもあれば
うれしいです。
知っているようで知らない話①
いきなりですが
定位置を決めるって
どういうことか知っていますか？
まずは、言葉の理解することから
始めてみたいのですが
「定位置」って
調べてみると・・・
人やモノが通常置かれている場所
定められた位置
なんて書いてあるんです。
そうなると
皆さんのおうちのモノたちって
大体、何となくでも
置き場所は決まっていますよね？
そうであれば
片付けで定位置を決めるって
あまり意味がない事かな
と思ったりしませんか？
私が思う「定位置」というのは
モノを使う時に
面倒になったり、探したりしない
使いやすいモノの置き場所。
という風に考えます。
こう考えると
どうでしょうか。
自分のおうちのモノの置き場所は
どうかな？
と考えてみた時に
「ここでなくて、もっと使いやすい場所がないか？」
「実は、使いにくいと思っていながら諦めていたな」
なんてことに気付けたりしませんか？
また、定位置を決める際には
自分基準
という事を忘れないで欲しいと思います。
例えば
レインコート。
子供のモノは子供の部屋。
みたいに考えてしまったり
須藤さんはココに置いていたから
私もここに置こうと
他人を基準にしてしまったり
してしまいがちですが
モノの置き場所を決める時には
「使う場所に置く」
「使いやすい場所に置く」
という事を忘れないで欲しいと思います。
だから
例えば、レインコートは子供のだから
子供部屋に。
という場合は
使う時には
念のため、カバンに入れて持って行く可能性と
着ていく可能性がありますよね。
そう考えたら
玄関付近にあれば
カバンにさっと入れることもできますし
着用も玄関で出来ることになりますよね。
また、使った後だって
濡れたモノをお部屋まで持って行かず
玄関先で、水を落としたり、拭いたり、乾燥させたり
するようであれば
玄関を保管場所として決めてはどうかと思います。
また、人それぞれ
モノを使う頻度や使い方
おうちの収納に形など
異なりますから
人を基準にせずに
自分は、どうしたら面倒に感じないか？
自分なら、どんな収納なら使いやすいか？
という事を考えて
収納場所を決めてきましょう。
人の行動の大半は
無意識だと言います。
だからこそ
無意識なことを意識して
収納する場所を考えていきましょう。
そうすれば
日々の暮らしはスムーズになりますし
散らかりにつながらない
お部屋にしていく事が
出来るのではないかと思います。
皆さんの小さな気づきになれば
うれしいです。
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