整理収納コンサルタントの須藤昌子です。
数年前の話ですが
地震をきっかけに実家は
引っ越しを決めました。
実家は、埋め立て地に建てられており
3.11のときには
我が家は問題ありませんでしたが
近隣のおうちは、液状化現象で
家が傾いてしまったり
地盤沈下してしまった場所もありました。
いつ津波が来るかもわからないという不安で
母は、「引っ越し」を決めました。
それから、私は新しい引っ越し先を
探し始めました。
そして、よさそうな場所を見つけ
引っ越すことになりました。
さあ、モノがものすご~く多い実家。
全て引っ越し先に持っていくわけにはいきません。
↑
その時は、整理収納アドバイザーではありませんでした。
使うモノをメインに箱詰めが必要になります。
母に、持っていきたいものを聞きながら
箱詰めをしていきます。
どんどん、残すものを決めていかないと
引っ越しの日はやってきてしまいますので
私は、必死に、選別作業をするのですが
たくさんのモノの選別を見ている母は
「もういい」と言い出したことが
何度かありました。
安心して生活がしたい
そう考えて、引っ越しを決めたのにもかかわらず
モノが多くて、選別をするのも
先が見えないから、もういいと諦める。
モノって、すごいな~と
今更ながら、感じた事でした。
モノは、もともと、人を助けるためのモノ。
なのに、人が使える状態の数を超えてしまうと
「お荷物」になってしまうんです
心地よく過ごすためのモノが
苦痛を与えるモノに変わってしまうのですね。
だから、少しずつでも、
楽に暮らせるように
モノが本当に持っている
「人を助けるためのモノ」
に変えるように
数を減らしていかなければいけないと思います。
モノは、たくさん無い方が
上手に使うことが出来ますし
1つ1つのモノを大切に扱うことも出来るんです。
まだまだ、モノが多い我が家。
気持ちよく、モノを使うことが出来るように
モノを減らしていきたいと思います。
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