客室清掃が意外と困るのが、食品や飲料です。


理由は単純で、捨てる方は気軽に捨てるのですが、じつは処分がけっこう面倒なのです。



例えば、飲みかけのペットボトル。


まず、ロストかどうか判断。

ロストでなければ、一つずつ栓を開けて、中身を流して、ゴミとして出す。


だいたい飲みかけのペットボトルを残す人は、たくさん残してゆくので大変です。


それに、稀ですが、私物のドリンクを忘れてゆく人もいるのです。貴重なお茶とか、お酒とか。



更に面倒なのは食品、とくにカップ麺。


基本的にお部屋では処分出来ませんから、大変です……。(方法はホテルによって違うでしょうし、あまりお話できませんが)



「せっかくホテルに来たのだから、レストランやルームサービスを使えば良いのに……」と思ってしまうのは、スタッフ目線ですね(汗)



最近はとくにこういう部屋が増えていると感じています。おそらく、ラグジュアリーホテルに慣れていない方。


もし自宅なら、飲みかけのペットボトルを放置することはしないと思うのですけど、ホテルに来るとそうしてしまう方がおられる。


何故なんだろうなぁ、と日々不思議に思ったりしています。



それでも、こういうお部屋にも対応するのが私達の仕事ですから、慣れてはいるのですけれど、


意外と大変なんだよ、ということをお伝えしたいと思います(汗)