今日も記録的に汚い部屋がありました。
酔っ払いの日本人ですね。
昔は客室清掃のあいだでは、
「外国人の部屋は汚い」
という話をよく聞いたものです。
しかしこの十年くらいで、
日本人も大概だな、と思うことが、明らかに増えてきています。
昔は、主に近隣の某国から訪れた人が、本当に信じられない使い方をするケースがたびたびあったのです。
水洗トイレを知らないので、使ったトイレットペーパーをゴミ箱に入れていたり、
ポットでラーメンを作っていたり。
ですが、近年はそういうケースもほとんど無くなりました(少なくとも、私のところは)。
そうなると、相対的に、日本人の酷い部屋が目につくようになってしまうのかなと思います。
というか、日本人でも信じられない使い方をする人が増えましたね。
ですから、この数年は私も、あまり人種による部屋の違いというものを気にしなくなりました。
日本人だろうが汚い部屋はあるし、外国人だろうが綺麗な部屋はある。
というのが、いまの私の実感です。
それどころか、日本人はサービス業に求めるレベルが極めて高い(おもてなし!)ので、傾向としては、正直外国人よりも怖いところはあります。
本当にごくごく些細なことで、クレームを入れたりしますしね。
はっきり言えば、「日本人って、嫌だなあ」と思う瞬間もあります。
ですが、最近はお褒めのお言葉が本当に多くて、
また直接お声がけ頂くことも多くて、
そういうお声に励まされながら、なんとか日々乗り切っている、という感じです。