マイニングは承認作業をする事で報酬を得る事
日本では「日本銀行」だけが
日本円の発行権限を持ち日本円を発行していますが
暗号資産の世界では日本円や米ドルなどの
法定通貨のような発行体が存在しません。
発行体が存在しない代わりに世界中にいるネットワークの
参加者が1つずつ承認作業を繰り返しながら管理していますが
参加者は見返りなしに承認作業をする訳ではありません。
報酬として、新たに発行された仮想通貨を受け取ります。
暗号資産はブロックチェーンと呼ばれる
技術を使って管理され、取引が行われると1つのブロックが作られます。
ブロックには
「取引日時」「取引した人」「取引量と暗号資産」
といった情報が記録されて行きます。
ここでマイナーと呼ばれる作業者が
ブロックの情報に不正がないか確認して承認を行います。
その報酬として生成された
新たな通貨がマイナーに付与されます。
BTCはこのマイニングをする人々のお陰で
本来ネットワーク上に存在しているものの
現実には存在しないに関わらず価値が担保されているのです。
そこには企業や個人のマイナーとしての参加
電気代やそれらを維持する新たなコスト。
BTCを取引する人が世界中に居る事は当然の事ながら
こういったあらゆる部分でコストが掛かるからこそ。
信用性があり、価値が担保されているのがマイニングと呼ばれる事になります。