映画『のぼうの城』を観た。
この映画は、400年前の戦国時代の埼玉県に実在した忍城を舞台に描いた「TBS開局60周年記念作品」である。
先ず、今回何故この映画を観ようと思ったかと言えば、私は埼玉県民であり映画の舞台が埼玉県行田市で、戦国時代の豊臣秀吉が落とせなかった城・忍城である事と以前、行田市にある埼玉古墳を訪れた際に、そこがとても印象的に心に残っていた事で、興味を持ったからだ。
更には、戦国時代の戦さでの武士道精神を今一度、考えてみたかったからでもある。
『陰陽師II』以来、7年ぶりとなる野村萬斎の主演作で、忍城の城主・成田長親(野村萬斎)は頼りないのに農民から愛される男としてユーモアに演じ切っていた。
戦さは、成田長親が率いる忍城軍VS豊臣秀吉(市村正親)の側近・石田三成(上地雄介)率いる天下軍だが、“水攻め“などスケールの大きな戦法も実話を交えて描き切った実にリアル且つユーモアあふれる映画であった。
中でも特に、野村萬斎とぐっさんの演技力は光って見えた。
そして、佐藤浩市、市村正親や農民役の前田吟は、いぶし銀の名演であった。
その他の若手俳優も、中々素晴らしく今後、多いに期待したい所である。
この映画を通してみて、日本の武士道精神とは『義に殉ずる事を貴び、己の信念に命を賭けて貫き通す事』であり、これは時代が変わった今でも日本人の心の遺伝子に受け継がれているのではなかろうか⁈ と思った。
また、埼玉県民の私として、例え負け戦にしてもプライドを捨てずに必ず勝つ!という埼玉の歴史光る力強さを再確認した次第であった。
そして、最後のシーンには案の定、埼玉古墳の映像が映し出されていた…。
奇跡のマジシャン‼ ルーフ広宣
