今日は、ちょっと強めのお話です
タイムパフォーマンスを考えること自体が悪いわけではありません
時間を有効に使うことは大切です
ただ、経験も実力も十分に積み上がっていない段階で、効率ばかりを求めてしまうのは、もったいないんじゃないかと思うんです
タイパを求める前に、やるべきことがある
うちのスタッフにも言われます
「ロニーさんって、ちゃんと稼ぐ仕事をして、狙ったところで仕事をして、うまく稼いでますよね」
いやいや、そんなことばかりじゃないんですよ
無料でやっている仕事もありますし、ボランティアもしています
ただ、誰かに頼まれて仕方なくやっているわけではありません
自分から志願しているんです
「僕にやらせてください」
「僕に経験させてください」
そうやって自分から手を挙げています
僕は自分のメーカーもサロン事業もやっています
それなのに、他のメーカーさんのセミナーに登壇したり、新商品のマーケティングを考えたり、イベントのお手伝いをしたりしています
例えば、他社の商品を勉強し、そのメーカーさんが何を大切にしているのか、どんな美容師さんに届けたいのかを考える
自分の商品なら知り尽くしていますが、他社の商品となるとそうはいきません
相手の会社や商品を理解し、どうすれば美容師さんに価値を届けられるのかを考える必要があります
これが、ものすごく勉強になるんです
イベントの集客方法やセミナーの組み立て方、商品の伝え方
そこで経験したことは、必ず自分の仕事にも生きてきます
自分の持ち場以外の仕事をすることで、自分の持ち場に戻ったときの力が増しているんですよ
「それをやって、何の得があるの?」
もちろん、仕事ですから利益は大切です
でも、何かを頼まれたときに、自分にどんな得があるのか、どれだけ利益になるのかばかり考えていたら、自分ができる仕事しか選ばなくなってしまいます
それでは、新しい経験も、新しい問題に出会う機会も減ってしまう
サロンでも同じです
「なんで私ばっかり?」
「誰もやってくれない」
「そこまでやる必要ありますか?」
そんな声を聞くことがあります
でも、その仕事から何を学べるのかを考えてみてほしいんです
稼ぎやすい体をつくっておく
ここで、ちょっとダイエットの話です(笑)
ダイエットでは、体重を落とすことばかり考える人がいますよね
でも、本当に大切なのは太りにくい体をつくっておくこと
仕事も同じです
目の前の仕事でいくら稼げるかだけではなく、どんな仕事でも価値を生み出せる自分をつくっておく
それが、稼ぎやすい体をつくるということです
自分の持ち場以外にも顔を出し、経験したことのない問題に向き合ってみる
その経験が、仕事をするための筋肉になっていくんだと思います
自分で決めた目標を誰かのせいにしない
もっと売上を上げたい
もっとお客様に喜んでもらいたい
もっと技術を磨きたい
最初は自分で目標を決めているはずです
でも、思うようにいかなくなると、
「仕事が大変だから」
「周りが協力してくれないから」
「自分ばっかり忙しいから」
そんなふうに誰かのせいにしてしまうことがある
もちろん、一人ではどうにもならないこともあります
でも、最初に目標を決めたのは自分なんですよね
自分がやりたいと思ったことを、途中で誰かのせいにして手放してしまうのはもったいない
目の前の仕事を、自分の成長につながる経験として捉えてみることも大切だと思います
若いうちは、もっと自分から動いてみたらいい
「若いうちは、買ってでも苦労しろ」
僕は、本当にそう思います
もちろん、無理をしろという意味ではありません
経験できることがあるなら、自分から取りに行った方がいい
やったことのない仕事に挑戦する
知らないことを勉強する
困っている人がいたら手を挙げてみる
「僕にやらせてください」
そうやって自分から動いてみる
47歳の僕が、今でもボランティアをする理由
僕は47歳です
それでも、まだまだ学ぶことがあります
だから、自分の持ち場だけにとどまらず、いろいろな仕事に挑戦しています
経験を取りに行くことに、年齢は関係ないと思っています
10年後の閃きは、今まで撒いてきた種から生まれる
僕は、閃きというものは突然何もないところから生まれるものではないと思っています
今まで見てきたもの
経験してきたこと
失敗したこと
人と関わって学んだこと
そういったものが頭の中に蓄積され、あるとき別々の経験がつながって、新しいアイデアになる
他のメーカーさんの仕事を手伝った経験が、10年後にまったく違う仕事につながるかもしれない
そのときは利益にならなくても、将来の自分を助けてくれることがあるんです
閃きとは、その時に刈り取るものではなく、今まで撒いてきた種が未来に開くもの
だからこそ、今すぐ利益になることだけを考えるのではなく、未来のために経験を積み重ねておくことが大切なんだと思います
タイパを求めるのは、まだ早いんじゃない?
効率よく仕事をすることは大切です
でも、経験も実力もこれから積み上げていく段階で、効率ばかりを求めてしまうのはもったいない
自分の持ち場以外の仕事にも挑戦してみる
困っている人がいたら、自分から手を挙げてみる
今まで経験したことのない問題に向き合ってみる
そうした経験が、仕事の幅を広げ、将来の自分を助けてくれるはずです
今すぐ刈り取ることばかり考えず、未来のために種を撒いておく
まずは、自分から経験を取りに行こう
その経験が、10年後の仕事や閃きにつながるんだと思います