BABYMETALぴあアリーナMMその後
ぴあアリーナツーディズからもう一週間。
いまだに余韻が残っている気がする。
ちょっと回想してみよう…
1月の幕張のBABYMETAL RETURNS 、新しいMETAL が降臨するみたいな終わり方で3つの棺桶が並んでいた。
なるほど3人体制に戻すんだろな、3人目多分百々子だろうな…とは思ってた。(以前も書いたが)
どう考えても今後のツアースケジュール等々、経験の多い岡崎百々子に頼るのが一番最良の判断だろう。
で、結果は順当に百々子だった。
あまりに普通すぎてなんか拍子抜け。
いつも裏をついてくるコバメタルなのだがやはり選択肢は一つだった模様。
こう書くと百々子に不満を持ってると思われるだろうが、ぴあアリーナ公演を終えた今の心境は100%百々子を応援していこうに変化している。
何がそうさせたのか、もちろんあのぴあアリーナ2日目のライブの素晴らしさだ。
BABYMETALの体制がここ数年間が明らかに不自然だった。2人体制というけど実際3人だし。
ライブでは一緒にダンスするが、あくまでもサポート役で、カメラも百々子を避けて2人をクローズアップするなど、(まあ、もちろんそういう契約なんだろうけど、)見てる側としても心のどこかでモヤモヤとした引っかかりがあった。もちろん百々子本人もそうだったろう。すーもあもそうだったはず。
だが4月1日から(多分契約も変わって)晴れて3人のBABYMETALに戻った。戻ったと言うより新しくなったと言いたい。
岡崎百々子さんも途中には迷いもあったはずだが(オーディション受けちゃったし)
ホント今までよく耐えて頑張ってくれたと思う。
2日目には本当に3人もメイトたちもスッキリ明るい気持ちで一体感を持ちながらライブを最後まで終えられたんじゃないかな。
一曲目メタルキングダムで3人が出てきだ時はまだそうでもなかったけど、
二曲目のROR、新衣装になり、いつにも増して全力ダンスに目を奪われた。
これはよく言う例の3人の魔法ってヤツが復活したんだなと。
すーさんがC&Rのとき感謝の言葉をいつもより長く話していた(現場ではよく聞こえなかったけど)のにも現れていた。
この曲でこれからも道なき道を着突き進むことを高らかに表明したんだと思う。サバトンとの超過密スケジュールツアーに向かう景気付けでもあるんだろう。
三曲目に「いいね!」をもってきたことで俺たちのBABYMETALが本当に戻ってきたことを実感した。自分を含め周りの客のブチ上がり方!本当にすごかった。
極め付けが、あのBABYMETAL DEATH の復活!ソニスフィアでも使われていたスターウォーズ風の紙芝居からの凶悪なギター、これなんだよね、凶悪で可愛いという、
まさになんじゃこりゃの面目躍如のBABYMETAL DEATH!
サポートダンサーだった岡崎百々子が、キツネ様より授かったメタルネームを叫ぶ、momometal death!
これにより2018年からの5年にわたる長い長いダークサイド期が完全に終焉を迎えたということ。
まさに終わりであり始まりである。
ここから始まる新生BABYMETAL、霧が晴れたような空の下、新たな船出を皆でお祝いしよう!
サバトン帯同ツアーの健闘を祈る!