蒟蒻ゼリー訴訟 | 現代メディアよろず研究所

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そんなことより墓参りに行きなさい。


一応ウィキペディアで調べたら、蒟蒻ゼリーを乳幼児に与える危険性がガンガン報道された後のことではないか。


うちの息子もようやく離乳食を始めたという頃に、突然顔が青ざめ表情が変わったので、慌てて起こして背中を叩いたら、バナナのかけらが出てきたことがある。82才の曾祖母から無理やり食わされていたのだ。しかも何の報告もなし。もちろん、「絶対に物を与えないでくれ」としつこく注意していて、のことである。


ブチ切れして再度注意したが「バナナで死ぬ子がおるか!」と逆ギレである。

つまり、一番危険なのはジジイ・ババアであり、それを近づけた自分が悪いのだ。



テレビも新聞も見ない、常識を失いきった老人であればなおのこと、子どもを任せて良い訳がない。


原告の言い分が認められようものなら社会はもっと無茶苦茶になりますよ。


裁判の実質的主体が誰かは知らないけど、多分親だろう。


親だって、悪いのは祖母、さらには祖母を近づけた自分が悪いことなんて冷静に考えりゃ分かるはずなんだが、弱い人間ほどより責任をなすりつけやすい存在を犯人にしてしまうものだ。


自分が低収入なのはもっと勉強しろと言わなかった親が悪い、正当な評価をしない会社が悪い、弱者を保護しない社会が悪い、と。

「怠惰」という最も重大な原因は高い高い棚に上げてしまうのである。