5回目化学療法、これが終われば来月19日の治療がラスト
つまり化学療法のゴールだ。


7時過ぎに山盛りの大中小のアイスノンをキャリーバッグに入れ、前日とし子ちゃん手製の玉子サンドを昼食に持参し出発
7時半過ぎに病院に到着。化学療法の日はこんなもんだ。院内にあるコンビニでちょっとしたお菓子とお茶を購入。この日は割れ煎餅とアポロ(苺チョコ)、柚子のドライフルーツ、台湾烏龍茶、コーヒー。だが、治療の点滴は眠たいので絶対に完食はできない。ま、欲しいのをチョイスできるのが良いのだ。


八時半に採血を済ませ、10時前に診察
肝機能が若干、上がっているので更に上がるようであれば次回の治療は中止をする可能性もあると言われる。


『5回と6回なら、大して差はありませんから』と主治医は無表情で言ったがそれなら5回にしろよ、コノヤローである。バカタレが!💢
前から6回が標準だから6回するって簡単にされる治療じゃないのだよ、患者側からしたら。

骨髄抑制による易感染状態もさることながら、何より増強する副作用(アタシの場合、痺れ)、その他の副作用とて4日間地獄を彷徨う様々な痛みや筋力低下なのだ。一週間の我慢とヨロヨロすること、そしてそれに伴う睡眠不足。それが6回、我慢する期間は合わせれば6週間、1ヶ月半だが治療期間はとしては4ヶ月
こちらは命の選択と信じて標準治療を選ぶのが通常の患者なんだ。
確かに5回と6回は大差はないかもしれない。ただ、大差がないとある程度のエビデンスがあるなら6回を5回に変える努力を学会やらで研究発表などで変える努力や患者にも選択する方法なりして欲しい。

汚い言葉で言わせて貰えば『テメエ、一回でも抗がん剤を身体に入れて副作用を味わってから偉そうな事を述べやがれ』って。
アタシは仕事をするときは身体に影響がないものや少ないものは大概、最初に自分で試して使うのよ。じゃないと、患者に与える不利がわからないから。
抗がん剤はそのレベルではないけど、患者の苦痛を考えたら大差ないって言葉は簡単には出してはいけない。標準治療の回数を変わらない間はね。

言うとしたら『本来なら6回するのがベストですが肝機能の状態を考えると抗がん剤を使うメリットよりデメリットの方が上回るリスクが高いので5回で終了を検討するかもしれません。5回まで治療されたんだし、2週間後の採血を見て決めるのであまり気に病まれず治療をしましょう。』が妥当じゃないの?


確かに医師は治療に対してはメリットだけでなくデメリットも説明する義務がある。楽観的な事だけ言うと、患者によっては予後を取り違えたり治療を甘く考えて苦慮するケースもあるからだ。そうでなくても患者や家族は出来るだけ治療や予後をポジティブに考えたい部分がある。だからこそ、言葉は選びようだと思うのだ。ま、きっと彼には彼の考えがあってアタシとはかなり違うのだろうね。手術は丁寧で抜糸がなかったのは感謝しているが。


そんなこんなで、10時過ぎに化学療法室に到着。今日は割りと早めだ。4時前には終われるか。とちょっとウキウキ😃🎵
早く終わったとて大した違いはないのだが。
だが、そうは問屋が卸さない。初回の患者は様々なオリエンテーションがあるので同じような時間に入室するとそちらが優先されるし、まずこの時間は入室者が重なるのでアタシの前の患者さんが点滴開始と状態観察が終わらなければ次に進まないのだ。


結局、始まった時間は大して変わらず。ただ、点滴は一回で入ったので感謝だ。アラフォーくらいのナースだったが一発🆗‼️
その後、ナースから『採血の結果で肝機能のこと、言われました?』って確認された。カルテとの照合だろう。医師の説明を理解していなかったり、失念しているようであればナースが再度説明をしなくてはならないからだ。あと、理解していてもショックを受けていたらサポートしなくてはならない。

『はい、聞きました。上がっているので更に上がるようであれば次回の治療は出来ないかもしれないって。』

『そうですか。ま、5回目前の採血ですし、、、この値での上がり方なので、多分大丈夫だと。出来ると思います、6回目も。』

『はい。アタシも多分出来ると思います。』

『痺れや痛みは相変わらずですか?回を重ねる毎に強くなりますか?』

『えぇ。強くなりますね。』

『鎮痛剤が出てますが効きますか?』

『いえ。気休めです。ほとんど効きません。だけど、今回と次までの我慢ですから。頑張ります』

『。。。そうですか。。。』残念そうな悔しそうな表情で後にされたナースは幾度も似たような言葉を患者から聞くのだろう。 
もっと、他に効く薬で苦痛を緩和することは出来ないのだろうかと。


薬手帳を見ればアタシが別な病院で他の痛み止めを貰っているのはわかるが誰も確認しない。座薬と安定剤を処方してもらい何とか時間稼ぎをしているし、痺れの薬も飲んでいる。
南くんに更なる苦痛を言えば、一時的に更にパワーアップした鎮痛剤も検討されるだろうが、それはアタシが希望していない。
ただ、この状況を教えるとしたら最終日の抗がん剤の時だ。アタシには苦痛の緩和には別に主治医が居たことを教える。彼が居たから頑張れたこと、今後の別な患者に繋がるためにも言わなきゃならん。それくらい、医師ってのは『人間力』が必要ってことなんだ。だから鹿児島では『医者どん(お医者様)』と呼ばれたんだよ。『どん(様)』が付くのは『西郷どん(せごどん)』『武家ん者どん(お侍様)』くらい。それくらい、尊敬された位の高い認識なんだ。ま、今は今の認識があるけどさ。

でも、アタシの親友女医ナーは見た目クールながらも芯は熱いマグマを秘めた『医者どん』   マグマシティ、鹿児島代表なんだ。アタシの裏主治医だしね。

南くんが色々、考慮し症状にあわせて苦痛を緩和する薬を処方するのが本来、化学療法する病院の医師の仕事だし、それがメジャーになれば、それに合わせたルーチンも出来るかもしれない。アタシのように、南くんのような別の病院に主治医が居れば良いが通常は居ない患者が大半なのだから。



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この日アタシの隣には似たような、もしかしたら少し年下の初めて化学療法を受ける女性が入室。
同じ婦人科かと思いきや、消化器科からでしかも術前で放射線治療も併用のようであった。つまり手術前に病変を小さくしてから手術に望むか、手術が現在では選択出来ないかのどちらかだろう。


受ける声のトーンからは術前であるような印象を受けたが、手違いなのか、化学療法に対する説明を前回の受診で全く受けていないにも関わらず、凄く感じのよい受け答えに今から始まる大変な治療を乗り越えて元気になってほしいとつくづく思ったよ
しかも、化学療法、放射線治療併用なのに、外来で行いながらパートもこなすつもりって。
どうか、副作用が少なくて日常生活は元より、仕事が継続できる体力が保てますようにってね。


アタシは今回、治療に専念できた環境だったけど、そうは出来なくて仕事をしなくちゃならない人も世の中には沢山居るからね


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こんなアタシのカンフル剤は何と言っても愛する真壁さん💖

5月半ばにファンレターと差し入れを郵送したらブログで届いたことと、道場生と分けて食べたとアップしてくれて、その後も送った食材を自宅で作って食べたのを更に別日にアップ

アタシが治療したこと、6月が最終治療日になるのをコメントしたら



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神だよ、神👼 


傍らにはストーカーのように張り付くモゼ
モゼのためにも、みごちのためにも、副作用の地獄を越えて元気にならなくては!
さぁ、今日から4日から5日間、地獄の5丁目をさ迷うのたが5回目ともなればベテラン。
薬を駆使しながら出口を目指します!