5月29日は化学療法5回目
29日、すれば次の6月の化学療法で終了!

28日の夜から義母に振り回され睡眠不足でグロッキーチーンだが頑張るしかない真顔

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さて、関東地方は暴風雨で大変だった地域もあった28日
29日は快晴の鹿児島も一昨日、27日は低気圧の関係で雨が多く避難警報も発令された。 
28日は治療前日で体調が比較的良好な最終日であったため『定食屋 親方』を開店し仕事終了後のとし子ちゃんを招待、二人で遅めのランチを食べた。

『定食屋 親方』
キュウリと人参のナムル キュウリと長芋の梅肉和え
牛肉と牛蒡の時雨煮に麺ツユ漬半熟卵 ぶつ切りタコ&イカの明太子和え
焼きナス オクラと豚肉ね煮付け 具沢山味噌汁 以上
ま、相変わらずの田舎料理だけどアラ還女二人にはこんなメニューが丁度よい(16時過ぎだから遅ランチ)

途中、義母さんが余った昼のワタミの宅食をアタシかホーチミンに食べろと持参したので、余らすくらいなら宅食を止めるか隔日で配達して貰えば良いのにと思いながら受け取った。その時はいつもと変わりないようだったがホーチミンが帰宅した八時半過ぎにアタシに義母から電話

『○さん、足に大きな痺れがきて、動悸もする!どげんすることじゃろう(どうしよう)』とプチパニックになっている。 

その前日の27日、おかずを渡しに行った時だった。
『両足の先がジンジン痺れて脳梗塞になったらって恐ろしくて、母ちゃんは直ぐに病院に行って薬を貰ったよ!』と鼻高々でアタシに報告


何度、教えたか。婆さんよ、アンタの足の痺れは末梢神経障害と末梢循環障害からくる痺れ。通常、両側性の痺れで脳梗塞はまずない。脳梗塞なら片側性の痺れだし足先だけじゃなくて半身に症状が出る。
低気圧の時に神経痛が出るメカニズムで痺れが強いのと、背骨が潰れて神経を圧迫することでの神経障害、加齢と心不全による動脈硬化の進行で末梢の血流が悪くなっての痺れであろう。それに伴う薬を山盛り貰っていたが内服した形跡はない。


つまり彼女は薬を貰って治療は終了。様々な薬を袋に保管してはいるがオブジェ化して内服はほとんどしていなのだ。
だが、脳梗塞を予防できた私は出来る女でしょう!キメてる 位の自慢気なのを、アタシは軽く目を細めピシャリと言った。


『薬を貰うだけが治療やなかよ💢貰った薬を飲んでの治療やが!』


『えぇ・・・、そうね。飲まんないかんよね』


アホか。あんたは。何回同じことを言わすのか。一週間分、薬をセットするケースを二つ購入していたがそれも、破棄したのか、どこかにビニール袋に入れて倉庫に直したのか、見当たらず。

そんな経緯があった翌日の28日夜に足が痺れると大騒ぎし、プチパニックで動悸がすると更にパニック🌀😱そして言うのが『はぁ、はぁ、シんだらどうしよう!いや、シぬわけにはいかん!』と、ぶつぶつ呟いている。

先日は金銭的余裕がないから自宅で最期を迎えると宣言していたのだから仮にこのままシんだら、それはそれで本望じゃろう。
平均寿命も達成したのだ。寝たきりになる前にシんだなら、願ったり叶ったりでないのか。
そもそも、あんたは何歳まで生きるつもりなのかい。義父がシんで今年で18年。
あんなに寂しいとアタシらまで離れに呼び寄せて暮らして15年
もう、良くない??まだ、この世でしなくちゃならん事が山盛り残ってるの?

ってか、生きるのもだが、シぬのもそんなに簡単にはいかないのだよ。特に貴方みたいに大騒ぎするのに限って簡単にはシなない。義父76歳でがあっという間に旅立ってしまったように、米寿を越えてまだ尚、好きに生きてる貴方でしょ。
そうそう、シなないのが世の常。生き様はシに様に通じるもんだよ

『心配せんでも、人間、そげん簡単にシぬもんじゃなか。』と一喝


確かに足の痺れはアタシも抗がん剤の副作用で知っている。アタシの場合、足裏、足先、手先の痺れがずっと続いているし、治療を重ねるごとに強くなって消えることもない。薬を飲んでもだ。辛いのは承知の上だ。
だが、義母さん、あんたは出された薬は飲まず、症状が強くなれば病院に行き、夜なら大騒ぎ。それはただのワガママ。
大騒ぎしたいなら先ずは薬をきちんと飲むのが正論だし、認知を理由にしちゃいかん。出来る努力をしてからだ。努力をしたくないなら、大騒ぎもしない。アタシが相手なら、どっちかだよ


『薬を飲んだらいいけ?』というので『動悸の薬と降圧剤は割りと直ぐに効くだろうけど痺れは一回飲んだくらいじゃ効かんが飲まにゃいかんじゃろ。』とアドバイス

頓服で出された薬以外は基本的に処方分、内服を継続してから診察するのが当たり前なんだと何年、教えたら聞くのか、このヤロー。つまりアンタが貰ってるのは30日分なんだからその期間は継続して飲みなさいってことで、医師は内服しての症状や採血結果と考慮して診察をするんだよ


慌てて薬を飲むのが、5分程度で全ての症状が消えるわけではない
動悸がするというが脈は正常であるため軽い過呼吸とメンタル的なパニックなので薬でそれが緩和されたなら動悸は収まるだろう
だが、主たる症状の足の痺れはまずは低気圧が去らなきゃ、暫くは続く
後は睡眠導入剤でも飲んでサッさと寝るのが関の山だ。


そして5分後👵『薬は飲んだけ?』👩『飲んだよ』👵『まだ、痺れが取れん』
👩『それは一日三回続けなきゃ効かん』この不毛なやり取りを繰り返す

正直に言おう。ただのビタミン剤、一回ごときの内服では大して効かんのだよ、婆さん!!

👵『どげんすること、じゃろかい(どうしたら良いだろう)』とため息をつく

👩『睡眠導入剤を飲んで寝る。サッさと寝るんよ。動悸はね?』

👵『動悸は収まったような、、、』

👩『そんなら寝らんね。2階にある薬を持ってきてやるが』

👵『1階で寝れるじゃろうか。いつも2階に寝るから寝れんかも』

👩『具合が悪いって言いよる人が2階に寝るって、トイレは1階じゃが、何を言いよるかね💢!』ぶちギレるアタシ

腐れ👵、戯れ言は大概にせぇムキー アタシの剣幕にビビる👵

ビビりながら『シャワー🛀、浴びたらいかんかね?』恐る恐る聞く

👩『全然、構わんよ、浴びて良か。』大体、命に関わる痺れじやないのだ。


どうせ、明日になれば忘却の彼方だろうが

①痺れは両側性であれば脳梗塞より、神経性であり急変を早急に考慮するモノではない。処方されている薬を継続的に内服しなければ痺れは軽くならないし、低気圧やコルセットの未装着などの外的要因で急激な症状をきたしやすい

②心不全、高血圧に伴う動脈硬化、頻脈性不整脈は急変のリスクが高い。動脈硬化は抹消循環不全による血流低下から足先の痺れにも繋がるため、継続した内服管理が必要である

以上のことから、処方された一ヶ月の内服薬、特に②の内服薬については継続した内服管理を要するということを、簡潔に説明した

つまり、ギャーヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ大騒ぎするなら
出された薬はきちんと毎日、決められた用法で内服し、コルセットをしろ。
低気圧、つまり雨、特に大雨、台風、今から来る梅雨の時期の痺れはある程度仕方ない、諦めろ。と説教したのだった

小一時間ほど、母屋で様子を見て自宅に帰り翌日の準備をしていると直ぐに携帯が鳴った。

義母だ。。。ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ


ため息をついて電話をとると

👵『母ちゃん、薬飲んだけ?』👩『飲んだよ。全部飲んだがね』

👵『全部、飲んだけ?』👩『全部、飲んだよ』

👵『シャワー、浴びてよかのけ?』👩『良かよ』

👵『痺れがあるけど良かのけ?』

👩『えぇよ💢!』(しつこいんじゃ!アタシをメモ代わりにするな、BBA💢!)



という実に不毛な数時間ですっかり交感神経が超絶優位になった結果、2時まで眠れず、五時半に強制起床で病院への準備



そしてホーチミンに確認させた結果、大騒ぎしたことも痺れについてもやはりほぼ忘却の彼方であったチーン



だが思うのだ。

米寿を越えた高齢者。いちいち、やれ薬を飲め、コルセットしろと窮屈な生活を強いることが果たして良いことかと。それが傍らで生活を補助する家族のあるべき姿かと。

ま、アタシは基本大騒ぎするときと、夜のオカズをたまに渡しに母屋に行く程度だから、丁度良いのかな。通常はホーチミンが👵と同じようなレベルで会話しているようだし、息子であるホーチミンは👵にはあまり強く言わないようだから。


以上、ってな感じの昨日までの日常でした。