14日後は、早朝から病院で採血。結果は3回目の治療もオッケー👌との評価を受け帰宅

一息つく間もなくモゼを連れてみゆき先生(獣医さん)の所へ
気になっていたモゼの最近の飲水過多と利尿、そして軽度の体重減少

人間として考えたら可能性は『糖尿病』か『腎不全』
アタシの心配し過ぎならそれはそれで構わないが、治療が必要なら早めの治療が望ましい。言葉で訴えられないモゼだからアタシが気付いてやらなきゃ、辛さが増すだけだ
抱っこバッグに嫌がるモゼを入れ車に乗るとエンジンの音にビビりのギャン鳴き

とはいえ、シャム系のコロンと比べると全然耐えれる音量
病院の待合室で待つアタシの髪のない帽子姿のアタシを見たみゆき先生は目を見開き『母ちゃん、どうしたんか?!』と声をあげた


『あ。抗がん剤治療中なんです。2回済んで来週3回目です。』 
診察室に通されモゼの状態を説明。先生もアタシが思ったことを考えられたようで採血と腎エコーをすることに。
サッとモゼの前足を駆血しアッという間に採血する。モゼは石のように固まり微動だにせず。見えない細い血管にいとも簡単に針を一発で決める技術に目をみはる

『凄いですね、先生。一発で取れるだなんて!』驚きの声をあげると『そんな褒められるといい気になってしまうわ』と笑われた


『母ちゃん、何で抗がん剤するん?』モゼの処置をしながら先生が尋ねる
『子宮体ガンで、です。』

『そうなんやね。私も初期の子宮頸がんで手術したんよ。そうなんか、母ちゃん、この子達のために元気にならんといかんよ』
『はい。元気になります。』とアタシは頷いた

検査の結果、中等度の高血糖が見られ食事療法することに。

『この子(モゼ)の高血糖はストレスによるものやろうね。。。コロンが居なくなって母ちゃんも具合が悪かったりおらん日があったり。
この子は家族の喪失に対するストレスが物凄いんよ、具合悪い母ちゃんを見て次は母ちゃんまで居らんようになったらって考えてな。
この子、口が固いじゃろ?気持ちを表さんで溜め込む子じゃろ?だからストレスが倍、かかるんよ』


抱っこバッグに頭を突っ込み小刻みに震えているモゼを抱きながらアタシは
『ゴメンなぁ』と呟いた。

『だから、母ちゃん、あんたが元気にならんとこの子も元気にならんからな。アンタの心配事が減って治療に専念できるようにウチラがこの子は治療してやるから!』

ホント、有り難いしかない。結局、まずは食事療法として治療食で様子を見ることになった。


が、案の定、治療食の珍しさに慣れると  食わないのだな。2キロ購入したんだが、治療食。。。←遠い目


あまり現状は好転していないが、ストレス緩和のために夜はみごちをゲージに隔離しモゼのプライベートタイムを作って思い切り甘えさせたり、モゼファーストでプチ特別扱いしたりして差別化したりね


後は母ちゃん、元気だよ感を可能な時は見せたりしたりと、日々精進です


家族は皆、元気が良いからさ