今日1日を振り返ろう

 

 

 

 来週入院、手術とイベント目白押しなので、先日の術前休日はとても貴重な休日。

髪が伸びてしかも白髪が目立つ今日この頃。冬の乾燥で髪はパサパサ

リアルアミダババア化しておるので美容室を予約した



通いだして20年弱の長いお付き合いの美容室は以前、髪を染めるアタシに手製の味噌汁を出してくれた飾り気ない気さくな先生が営む人気店だ。

プライベートで会ったりはないがここまで付き合いが長くなるとライン交換し年賀や残暑見舞い代わりの季節のライン交換する仲ではある。



アタシより年上な先生はアタシの日常をかなり面白がってくれ何でもないようなことでもケラケラと笑ってくれるし、髪をカットする時に人生や世相についてちょっと深い話をすることもあって美容室に行くのは2ヶ月に一回程度ではあるがかなりのリフレッシュだ。



2ヶ月スパンだから別に入院に引っかかることはないが、今後のこともあるし治療や手術については報告したほうがよいかとは思ったが、アタシはどうもないが報告を受ける人々は一様に衝撃を受けるので、一抹の迷いはあった。

ま、話すタイミングがあれば話すか、程度で店に行き年末年始の風邪をひいていたことを話した時に先生が『だから少し顔が小さくなられたんですか?』と言われた。



お客さん2人が退店し店には丁度アタシが1人。他は先生とアシスタントの先生の息子さんだけ。多分、今かもなと思い


『風邪でじゃなくて、来週手術なんで主治医から痩せるように言われたんですよ』と苦笑いした。


先生は『え?何の手術ですか?』と当然尋ねられたので



『子宮がんです』と簡単な経緯を説明した。



絶句して固まる先生に『そんな、珍しい病気じゃないですし、手術すれば良いんだし、なったもんは仕方ない。切って縫って治すんです。今から子供産む年でないし、高齢で手術に耐えれるかのリスクがあるわけじゃない。治療方法が確立されている病気だったからラッキーぐらいです。治らない病気、見つかった時は手遅れな人、そんな人だって世の中にはゴマンとおるわけでね』と笑った。



『Nさん、、、強い、、。あなた、強いわ。』唸るように呟く先生は

『正月から日本は大変な事が立て続けだけど、私の中での衝撃ニュースは断トツNさん、今の話です。。。』と項垂れた。



『強いわけじゃないですよ、皆、自分の立場なら仕方ない、治すしかないと腹を括るだけですよ』と笑った。


髪を切り染めてサッパリし帰宅した夜に『復活したらお店に来てください』とラインが届いた。



けぇこちゃんからは様々な物と一緒に大寒卵という縁起よしな卵と手紙が送ってきて、麗奈は御守てんこ盛りと手紙が。

ブログの友達からも手紙、御守、念の入ったというシール、ストール、

スタッフからは真壁さんのサイン入り写真、アクリルスタンド

スタッフの子供さんからは手製の御守と手紙


多分現在、鹿児島では最も全国の御守を持っているオバハンは紛れもなくアタシだ


そんな皆の無事手術に挑み治療が上手くいくようにという、気持ちでアタシも強くなれるのだろう



ビーンズが主任、女医ナー、アタシと飲みたいと所望したことを女医ナー伝に聞いたので治療のことを含め、メールで報告し飲みはアタシの快気祝いにするようにお願いした。



『切って取って縫って治すだけ』


今はそう思っている。後は出来るだけ動いて術後合併症を起こさぬように気をつけるだけ。



気負わず、出来ることをやっていくだけ。

真壁さんからも何度も励まして貰ってるし、頑張らねば!



明日はとし子ちゃんちに刺身持参で湯豆腐食べに行くのだ。


明日まで仕事だし、入院まで普通に暮らそうと思うんだ。