鹿児島弁の『ぎをゆな』は『義を言うな』と言うことで
でも実際使われるのは『文句や屁理屈を言うな』的な時。
大阪で生まれ育ったアタシも40年以上、鹿児島で生活し両親共に鹿児島が故郷の家庭環境であれば、気質は鹿児島県人そのもの。
剛健実直が服を着て歩いているような人間だ。
決まったことをグズグズ、タラタラ不満や難癖を付けるのは大嫌いだしネガティブなことには賛同しない、嫌なら切り捨てるタイプ
これはアタシの両親共にこのタイプで特にミッチーは抜きん出た野武士のような鉄の女。それを継承したようだが、これと真逆なのがホーチミン母子。
近年、義母さんのネガティブ思考には辟易することも多々。
退職して時間を持て余すようになってから特にネガティブにスーパーが付くほどの有様だ。
ここ数日の彼女の波のように繰り返されるネガー←ネガティブしこーの略 は『宮城に行きたくない』
昨日もオカズを母屋に持っていくと肩を落としてアタシに訴える。
『我が家が一番だよね、○さん。母ちゃん、寂しくてご飯食べたくない。。。』
何を言うーっ、北天佑ー(古っ
『我が家が一番なのは確かだけど、それは宮城から帰ってきてから言って。』と鬼嫁降臨
『ほいで、寂しかれば宮城の方が賑やかやで寂しくないから。むこうには孫やひ孫、息子夫婦と、タンマリ家族だらけやが。』と畳み掛ける。
そして義弟家族が義母さんが来訪するのをどれほど楽しみに待っているか、切々と説明した。
『そんなに母ちゃんを待ってくれとるん?じゃ、帰りたいなんて口にしたら失礼じゃね』と言う義母さんに
『失礼千万じゃ。言いたくなっても奥歯を噛み締めて耐えんないかん!』とゲキを飛ばした。
それでもしばらく『○さんとホーチミン君と3人で行きたい』と連呼
いや、無理だし、何なら断る。スーパーゴールデンウィーク、エクセレントパラダイスだ。アタシにも楽しいひと時をくれっ!
宮城から帰ってきて落ち着いてから近場で3人、温泉旅行にでも連れて行くから、とにかく今回は二人で行けと説得
実は5日の日、帰ってくるのはホーチミンのみ。
義母さんは帰りたくなったらチケットを取ると義弟の希望でそのようになった。
絶対に揉めるだろうし、多分、ホーチミンと一緒に帰ると大騒ぎする予感満載だが、まずは行ってもらわねば!
何なら寒くなるまで宮城で過ごして良すごわんど、義母さん!