朝、ホーチミンの弁当を準備した時のことだ。

昼食用の弁当、朝食用のパン、牛乳を揃えたあと、自分の弁当を作る。

ホーチミンはアタシより少し家を出るのが早いし、弁当の内容が違う(アタシは低糖質、野菜でかさ増しタイプ)ので一緒には作らないのだ。



自分用のサラダを作っていると弁当を取りに来たホーチミンが言った。



『このパン、美味しくないんだよなぁー』

5個入りで売られていたチョコが入っているというクロワッサンだったが、そのパンを選んだのはアタシではない。

己である。



先日、買い物に行ったとき、売り場をうろつくホーチミンに朝食用のパンを2日分選んでくるように依頼した。

いつもはアタシがこれは好みじゃなかろうかと予測しながら、同じようなのが続かないようにと選ぶのだが、割と面倒な作業だ。



パンコーナーで品定めをしたホーチミンが選んだのは、小さなアンパンが5個入り一パックと先程のクロワッサン5個入り。

そもそもパンは好きだが菓子パンはほとんど食べないアタシ。

同じ菓子パンを小さくても一気に5個食べるなんてアタシ的にはあり得ネーゼ。

だからホーチミンのパンを選ぶときも、それ系のパンは選択肢にすらない。


選んできたホーチミンに『同じのが5個って、それで良いのや?それも2パックって。。。』と確認したがそれが良いというので購入したのだ。



いやいや、選んだのはオメェだから。



『自分で選んでも文句か、このヤロウ💢』馬鹿なんか、お前は。朝から準備して貰って朝イチの発語が文句って。




半ば呆れながらのアタシのプチギレに『あ、じゃったっけ?(そうだったか?)この前のアンパンがあまり美味くなかったから、コレも今ひとつかもと思ってよ。コレは食べたことはないから、味はわからんけど(苦笑)』



もはや、理解不能だ。食べたことないが美味しくないと評価する理由を200字にまとめて説明してほしい。



だがホーチミン、今夜と明日夜、連続夜勤。よって、2日間連続パラダイス決定。



🙌 バンザイ、神様、ありがとう。