何の話か霧島の道端にある池の話になった。
都会のセレブ妻を連れ回したあの池だ。
みかちゃんは
『大浪池』
アタシは
『御池』
お互い一歩も譲らない。
ジャッジを求めてせいちゃんに正しいのはどっち?って尋ねたが
一緒に行ったわけじゃないせいちゃん、ピンと来るはずもない。
一緒に行ったホーチミンに電話。
飲み会で当然つながらず。
それでも諦めきれないアタシ。
何としてもそれを『大浪池』で終わらせたら
今日一日が台無しになってしまう。
麗奈の旦那の慎くんに池の真相を確かめるべく電話←非常に迷惑ヲンナ
『えっと…なんだろ…御池?』
アタシは小躍りして喜び
『でしょ?御池よね!』
そう言った時、色々調べながらせいちゃんが呟いた。
『不動池…かしら…。』
!!!
そう!聞き覚えあるその名前!
そうよ!あれは間違いなく
『不動池』よ!!
で、慎くんに
『あ、わかった、慎くん、ありがと!』とソソクサと電話を切った←自己チュー
『ほら、ごらん!大浪池じゃないじゃん!!』
鬼の首を取ったように得意気なアタシを
フンッと横目で見ながら
『でも、御池でもないですから!』とみかちゃん。
『御池でも大浪池でも不動池でも、別にどうってことないわよ…』とせいちゃん。
『みかちゃん、アンタ、霧島市出身だから間違いない的に言ってたわよね!
アタシも間違ってたけど
霧島市出身じゃないの、アタシ。
アタシは別地区だから!』
そう言い放ち取り合えず勝った気になりたいアタシ。
『んーーーまぁっ!』と唇を噛み目をむくみかちゃん。
そうなの、これを日本語で
『目くそ鼻くそ』っていうのよね。
あ、でもアタシは目くそ。
鼻くそはみかちゃんでお願いします。
都会のセレブ妻を連れ回したあの池だ。
みかちゃんは
『大浪池』
アタシは
『御池』
お互い一歩も譲らない。
ジャッジを求めてせいちゃんに正しいのはどっち?って尋ねたが
一緒に行ったわけじゃないせいちゃん、ピンと来るはずもない。
一緒に行ったホーチミンに電話。
飲み会で当然つながらず。
それでも諦めきれないアタシ。
何としてもそれを『大浪池』で終わらせたら
今日一日が台無しになってしまう。
麗奈の旦那の慎くんに池の真相を確かめるべく電話←非常に迷惑ヲンナ
『えっと…なんだろ…御池?』
アタシは小躍りして喜び
『でしょ?御池よね!』
そう言った時、色々調べながらせいちゃんが呟いた。
『不動池…かしら…。』
!!!
そう!聞き覚えあるその名前!
そうよ!あれは間違いなく
『不動池』よ!!
で、慎くんに
『あ、わかった、慎くん、ありがと!』とソソクサと電話を切った←自己チュー
『ほら、ごらん!大浪池じゃないじゃん!!』
鬼の首を取ったように得意気なアタシを
フンッと横目で見ながら
『でも、御池でもないですから!』とみかちゃん。
『御池でも大浪池でも不動池でも、別にどうってことないわよ…』とせいちゃん。
『みかちゃん、アンタ、霧島市出身だから間違いない的に言ってたわよね!
アタシも間違ってたけど
霧島市出身じゃないの、アタシ。
アタシは別地区だから!』
そう言い放ち取り合えず勝った気になりたいアタシ。
『んーーーまぁっ!』と唇を噛み目をむくみかちゃん。
そうなの、これを日本語で
『目くそ鼻くそ』っていうのよね。
あ、でもアタシは目くそ。
鼻くそはみかちゃんでお願いします。