腸が動かないと、脳は動かない。


今日は、そういうお話です。


今、必要なものはなにか? 即座に判断しないといけないなんて、四六時中のことです。


スピリチュアルでボケていると、大腸が動いてないことにも気がつかない。今、必要なのは、お金が降ってくる祈祷やってる場合じゃないでしょっ?

脳が動いていないから、もう思考停止しています。それがオカルトですね。そういうのが集まると、社会的にも悪いことを企みはじめるので、ちょうど今から6年前にいっぱい処刑されましたね。125人勾留、12人死刑。スピリチュアルというのは、あんな気味の悪いおじさんたちのことです。スピリチュアルさんは、その予備軍だと思っておけばいいです。君らの考えていることは、おそろしいことやねえ。それがよいことだと思っているのが、病気です。依存症。


それはさておき、即座に必要なことは、五つか六つです。


肝臓、心臓、胃腸、肺臓、腎臓、膀胱。


とりあえず、これだけです。


動いていなかったら、世の中の迷惑ですが、いちばん、迷惑するのは自分やろ?

って、気がつかないくらい、思考も停止してますね。

五臓六腑が動かなかったら、役立たずだと思われてます、きっと。


それも自分で気がつかないんですが、黄疸でも出てきたら、自分で気がつきますか?

これは、ちょっとおかしいと気がつくのが遅すぎやねえ。それって、からだ、黄色くなってますよ。


論語でも読んでろ。




朱子語類の第一巻の冒頭です。


太極天地上となってますから、冒頭からたいへんなことが書いてそうですね。

けど、さらっと読める現代日本語にしてあります。ありがたいです。10年ほど前から大阪市立大(現・大阪公立大)に日本の碩学が集まって始まった30年越しの翻訳プロジェクトです。


わたしも、さらっと読んでました。10年前のこと。


とんでもない。今朝、無事に朝の用を済ませたら、とんでもないことが書いてあることに気がつきます。

三沈の、まさに厠上。

(こんなことは説明している暇がないので、知らなかったら自分で調べてください。)

大事なのは、ウ○コが出なかったら、こんな、とんでもないことにも気がつかないということですね。


ともかく、儒教の恩恵を最大に受けたのは、日本です。

新・一万円札が発行されて、渋澤栄一の論語が、今、バカ売れしています。

あなたがほしいお金は、ズバリ、澁澤栄一が作った日本銀行発行やね。

なにかと、ネット情報しか利用できないのでしたら、渋澤栄一から論語に入ればいいです。


※ ※ ※


朱子語類 巻一


太極の概念は、この巻一・理気学説を根拠にするものです。

だから、太極思想は、儒教の思想なんです。

わかったあ?


で、この巻一では、唐の時代に周敦頤・程伊川が提唱した太極図説(気の一元論)に先だって、理があることを朱子が説きます。理気学説です。

気功や太極拳の標準的な指導テキストでは、太極図説についてはかならず触れられますが、朱子の理気学説には触れらません。中国の文化復興がそこまで進んでいないからです。(最近、都市部で復興の兆しが見えます。)


理は、現代のことばで置き換えると、"システム"と言ってもいいです。

システムがないと、なにも動かないという朱子の発見です。

気も、システムがないと動かない。

朱子は、周敦頤・程伊川の学説を引用しながら、気の背後に、どのようにシステムが働いているかを巻一で説明します。


気功でも、気だけではなんの役にも立たないわけで、このシステムを活用することですが、システムの活用の仕方がさっぱりわからないので、いい加減な気功をやってるわけですね、みなさん。


だから、腸を動かせないと、脳も動かない。

脳を動かすのにも、システムを活用するのは当たり前。脳にだけ不満を言ってるのは、自分に不満を言ってるのとおなじですね。そこまで、バカだと自覚していたら、結構です。


ともかく、気功は正しい教育を受けましょう。

@上海中医薬大日本校(大阪)

@北京中医薬大日本校(東京)