気功用語の説明は以下でしませんが、

夢の内容はフロイトやユングを参考に

すればいいので、夢の量についてお話します。


気功は動功と同時に内功といっしょに

はじめていきますが、内功を中心にする段階、

これを性功といいます。

この段階だけでも10年を超えますが大切な段階で、また特に注意を要する段階です。

この時期、睡眠中の夢の量は非常に少なくなります。よく眠れるわけですが、これだけで、睡眠の十分な働きが引き出されているかは、つぎの段階を段階を待たないといけません。


内功でも睡功のような臥式を用いる場合は、睡功が霊智能内功と冠されてますが、この功法自体は身体上の意念導引と意守です。

峨眉派では、座式内功(禅)と臥式の禅をあわせて、"幽明"二功とするのも参考になると思います。


臥式内功が身体的であるのも、この段階では、激しい身体運動も必要になってくるからです。わかりやすく言えば、疲れるから横になるという自然な生理を引き出させばいいことになります。


身体運動も加える段階を命功といいますが、内功も続けるわけですから、臥式内功睡功は練功の流れに利用するにも便宜的にいいことになります。ヨガの"死に体"にもにています。


この段階で注目することは、夢の量が非常に増えることです。しかも、睡眠を妨げるほどではなくて、さきのフロイトやユングの夢理論を十分に利用できるほど豊かに、夢の機能を果たすようになります。