実話を基にした「総理の夫」「キネマの神様」などの原田マハの同名小説を「ミステリと言う勿れ」などの伊藤沙莉主演で映画化。
那覇で契約社員として働く女性が、ラム酒の美味しさを知り、サトウキビを原料としたラム酒作りに挑戦する姿を描く。
伊波まじむは、那覇で豆腐店を営む祖母のカマルと母のサヨ子と3人で暮らす。
いつかは自分も店を継ぐのだろうと生きるまじむには、ある日、祖母と通うバーでラム酒と出会い、美味しさに衝撃を受ける。
まじむが契約社員として勤める通信会社の琉球アイコムでは、社内ベンチャーコンクールが開催され、南大東島のサトウキビでラム酒を作るという企画で応募する。
その企画はやがて家族、会社、島民を巻き込む一大プロジェクトへと発展していく。
監督は、本作がデビュー作となる芳賀薫。
出演は他に、「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」などの染谷将太、「リボルバー・リリー」などのシシド・カフカ、「木の上の軍隊」などの尚玄、「フロントライン」などの滝藤賢一、「シサム」などの富田靖子、「お終活 再春!人生ラプソディ」などの高畑淳子など。
脚本は、黒川麻衣。
音楽は、「箱入り息子の恋」などの高田漣。
主題歌は、森山直太朗。
映倫区分G
2025年作品
日本映画
配給はコギトワークス=S・D・P
製作会社はオーロレガルト=コギトワークス(制作プロダクション:ポトフ)
上映時間105分
原作は未読です。
面白いです。
良かった。
ほんわか感動した。
このほんわか感動くらいが、ちょうどいい心地よさでした。
CMディレクター出身の芳賀薫監督のデビュー作になります。
ということもあり、初々しさもあったり、なんかほんわかしている世界観がいいですね。
全体的にユーモアもあるので、構えずに観ることも出来ます。
でいて、上品なところもあるバランスがちょうどいい感じ。
まあ、全体的には色々と地味ではありますが、その地味さがまたいい味を出している。
そして、沖縄の青い空や風景がとても美しいです。
さとうきび畑の緑もとても美しいです。
契約社員の女性が自分の夢を見つけて邁進する物語です。
お仕事系の映画ですね。
これだけ熱意を持って仕事に打ち込めるのは、きっと多くの人がちょっと羨ましい。。。
って思うんじゃないでしょうか。
いったいどれくらいの人が、ここまで熱く仕事に打ち込めている人がいるんでしょうかね。
それって、とても幸せな事ですね。
なんかとても元気をもらえる作品です。
こちらも、前向きになれます。
自分ももっと情熱を持って仕事も含めて人生に立ち向かって行こう!なんて思ってしまいます。
展開も、心地よい感じで進んでいい感じです。
伊藤沙莉の役もチャーミングだし。
ちょっとクスッと笑えるところもあったりで。
ほっこりもします。
観ていて楽しいです。
そして悪い人が出来てこない、毒のなさも良かったです。
色々と優しくて癒される作品でした。
まあ、とりあえずラム酒を飲みたくはなるわなぁ。。。
■興行収入予想
現段階では上映館数61館と少ない。
9月12日(金)からの公開。
9月5日(金)から沖縄先行公開。
同日の公開作品は、「ブラック・ショーマン」、「ベートーヴェン捏造」、「Dear Stranger/ディア・ストレンジャー」、「映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!」、「最後のピクニック」、「バイオレント・ネイチャー」、「天使の集まる島」など。
上映館数も少ないしヒットになるのは厳しいかなぁ。。。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は2,000万円と予想。
星3つ半(5点満点)
★★★☆
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