韓国のパク・チョンヒ大統領が、中央情報部長キム・ジェギュに暗殺された事件をめぐる裁判と、その後の軍事クーデターに巻き込まれた3人の男たちの姿を、史実とフィクションを交えて描くサスペンス。
弁護士会のエースであるチョン・インフは、大統領暗殺事件に巻き込まれた中央部情報部(KCIA)部長の随行秘書官であるパク・テジュの弁護を引き受ける。
軍人であったパク・テジュ は一人で軍法裁判にかけられ、16日後に最終判決が下されることになっていた。
公正な裁判を求めて戦うチョン・インフだったが、軍事クーデターを起こす巨大権力の中心である合同捜査団長チョン・サンドゥによって裁判は不正に操られていた。
監督・脚本・脚色は、「王になった男」「七年の夜」などのチュ・チャンミン。
出演は、「EXIT」などのチョ・ジョンソク、「ハルビン」などのユ・ジェミョン、2023年12月に亡くなった「パラサイト 半地下の家族」のイ・ソンギュンの最期の作品。
脚本は他に、「ザ・タワー 超高層ビル大火災」などのホ・ジュンソク。
音楽は、「プロット 殺人設計者」などのキム・テソン。
原題「행복의 나라」
映倫区分G
2024年作品
韓国映画
配給はショウゲート
製作会社はPapas Film=Oscar10Studio
上映時間124分
うーん。。。
まあ、面白いですが。。。
なかなかどんよりする物語。
フィクションを織り交ぜているとはいえ、史実ベースなんでこの救いのなさはしんどい気持ちになる。
まあ、それだけ入り込めてはいたんですが、正直途中ちょっと退屈にもなった。
近年の韓国映画では「ソウルの春」「1980 僕たちの光州事件」と同じような感じですかね。
音楽も、暗い。
全編ずっと低く流れる不穏雰囲気はなかなか効果を出していますね。
この手のジャンルは、韓国映画はお得意ですね。
見せ方がやはり上手い。
サンスペンス色も、ふんだんに刷り込まれている。
私は事件の内容をほぼ知らなかったので、勉強にもなりました。
ただ、全体的にもう一押し欲しいところですね。
手堅い作りなんですが、もう一足飛び出して欲しかったところです。
まあ、史実なんである程度はしょうがないと思いますが。
それにして、裁判を影で操るフィクサーのチョン・ドゥファンはいいですね。
めっちゃ悪人です。
この悪人さがよりドラマを盛り上げていますね。
■興行収入予想
現段階では上映館数40館と少ない。
8月22日(金)からの公開。
岡山・倉敷では2025年7月25日に先行公開。
同日の公開作品は、「バレリーナ:The World of John Wick」、「隣のステラ」、「アズワン/AS ONE」、「大長編 タローマン 万博大爆発」、「蔵のある街」、「パルテノペ ナポリの宝石」、「映画 おでかけ子ザメ とかいのおともだち」、「≠ME THE MOVIE -約束の歌-」、「マルティネス」、「六つの顔」など。
まあ、日本では上映館数も少ないし、ヒットにはならないかな。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は1,100万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★
「大統領暗殺裁判 16日間の真実」公式サイト
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