漫画へのひたむきな思いによって出会った2人の少女の姿と運命を描いた、藤本タツキの同名読み切り漫画を劇場アニメ化。
小学4年生の藤野は、学年新聞で4コマ漫画を連載している。
そんなある日、学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生、京本の4コマ漫画の画力の高さに衝撃を受ける。
ひたすら漫画を描き続けるも、京本との画力差に打ちひしがれた藤野は漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし小学校卒業の日、京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
監督・脚本・キャラクターデザインは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」や「借りぐらしのアリエッティ」などに携わった押山清高。
声の出演は、『不適切にもほどがある！』などの河合優実が藤野、「あつい胸さわぎ」などの吉田美月喜が京本を演じる。
音楽は、「帆花」などのharuka nakamura。
主題歌は、urarano「Light song」。
映倫区分G
2024年作品
日本映画
配給はエイベックス・ピクチャーズ
製作会社は「ルックバック」製作委員会(アニメーション制作：スタジオドリアン)
上映時間58分
原作漫画は未読。
存在も知りませんでした。
おお。。。これはかなり面白かった。
ラスト、泣いてしまった。
主人公と同じように、涙が込み上げて溢れてきた。
めっちゃ感動したわ。
非常にエモいです。
まず、物語が抜群に面白い。
それに、演出もいいですね。
山形弁が最高の味を出してます。
作画のクオリティも、最高レベルで映像もとても美しいです。
音楽の使い方もバツグン、最高でした。
曲のセンスも私好みでこれでまた感動。
挿入の仕方、使い方はまるで新海誠作品のよう。
いやいや、全然負けてない。
特に後半の大きな展開に、心揺り動かされた。
マジで色々とグッときました。
上映時間58分と短いのに、見応えたっぷりだった。
先も言いましたが、作画のクオリティが高い。
それを見ているだけでも惚れ惚れする。
強いて言えば、もっと長くても全然良かった。
100分くらいあっても、きっと物語や展開は間延びしない。
これだけ良くできた作品だけに、少し物足りない感じはした。
でも、この時間だから傑作クラスに良かったのかと感じてしまうところがあるんかなぁ。
変に時間を引き延ばしたりしないのが、いいんですかね。
それも美学かな。
1回観ただけでははっきりはわからないけど、1秒の無駄もなかったように思える。
やはりこの作品は、58分で完璧かな。
これは原作のファンの方はどう思うのでしょうかね。
結構、原作ファンの方にも評判がいいみたいですね。
原作知らなくても、めっちゃ良かったですからね。
■興行収入予想
現段階では上映館数119館と普通規模より少ない。
6月28日（金）からの公開。
同日の公開作品は、「クワイエット・プレイス：DAY 1」、「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」、「ボーン・トゥ・フライ」、「悪は存在しない」、「スリープ」など。
上映時間が58分と短いのに、￥1,700という強気な特別興行ですが、初登場2位スタート。
しかも上映館数も、119館と少ない。
でも、約2億2,000万円を稼ぎました。
今の公開映画は、夏休み前ということもあり閑散期になって、1位の水準も低いですが、それでも快挙的なこと。
これは密かにロングランしそうですね。
最終興行収入は12億2,000万円と予想。
星4つ（5点満点）
★★★★
「ルックバック」公式サイト
藤本タツキによる「ルックバック」の原作漫画です！
「ルックバック」のジグソーパズル（300ピース）です！
「ルックバック」のチラシ付きパンフレットです！
「ルックバック」の前売り特典の両面しおりです！
「ルックバック」のPOP+ポスター4点セットです！
藤本タツキ短編集『22-26』です！
藤本タツキ短編集『17-21』です！
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