「ナイトスイム」の映画レビューと興行収入予想

プール付きの一軒家に越してきた一家を襲う恐怖を描くホラー。

元メジャーリーガーのレイとその一家は、憧れのプライベートプールを裏庭に備えた郊外の家を購入。

難病発祥によりプロ野球選手の早期引退を余儀なくされたレイだったが、現役復帰を目指し、理学療法も兼ねてこの物件を選んだ。

隣人をホームパーティーに招き新生活を満喫する一家だったが、15年もの間未使用だというプライベートプールには得体のしれないなにかが潜んでいた。

「M3GAN／ミーガン」でタッグを組んだ「死霊館」シリーズなどのジェームズ・ワンと「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」などのジェイソン・ブラムが製作を手掛ける。

監督・脚本・原作は、ブライス・マクガイアが、自身が2014年に発表したショートフィルムを長編映画化した。

出演は、『ファルコン＆ウィンター・ソルジャー』「オーヴァーロード」などのワイアット・ラッセル、「イニシェリン島の精霊」などのケリー・コンドン、アメリー・ヘフェール、ギャヴィン・ウォーレンなど。

脚本・原作は、「アマンダ・ノックス」のロッド・ブラックハースト。

音楽は、「オーメン：ザ・ファースト」などのマーク・コーヴェン。

原題「NIGHT SWIM」

映倫区分G

2023年作品

アメリカ映画

配給は東宝東和

製作会社はAtomic Monster=Blumhouse

上映時間98分

うーん。。。

これは。。。

ダメだ。。。

グダグダやし。。。

全く怖くもないし。。。

完全なるティーン向けホラー。

ホラー初心者向けです。

ジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムってことで、ちょっとは期待していたんですが。。。

あっさり裏切られました。

そもそも日本の古い市民プールやおどろおどろしさがあるのなら少しは怖いかもしれないが、アメリカの豪邸のプールじゃなぁ。。。

雰囲気が全然怖くないわ。

まあ、おどろおどろしさで怖がらせようとは最初からしてないけど。。。

まあ、でも、期待値を下げて観たら、それなりには楽しめると思います。

見せ方もノリ的にも良くて、色々な表現で攻めてきています。

ちょっと笑いネタもあったりもする。

そして、妙に捻らずプールの怖さをストレートに表してきているのはブレていないとは思う。

プールだけで表します！という心意気はありましたね（笑）。

でも、なんせ怖くなかった。。。

やはり、多少の捻りは必要なんじゃないでしょうか。

それに、せめて1つ2つは怖いシーンが欲しい。

それから、サプライズ的ななにか、サービス的ななにかがあって欲しかったなぁ。

ホラーを見慣れている人なら、全然物足りないと思います。

私もその一人です。

まあ、これは飛行機とかで観るのがいいのかもしれません。

■興行収入予想

現段階では上映館数31館と少ない。

6月7日（金）からの公開。

同日の公開作品は、「違国日記」、「風の奏の君へ」、「かくしごと」、「明日を綴る写真館」、「ドライブアウェイ・ドールズ」、「あんのこと」、「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく！ Re:」、「特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター」、「コードギアス奪還のロゼ　第2幕」、「罪深き少年たち」、「THIS MAN」、「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」など。

北米では2024年1月5日公開。

製作費1,500万ドル。

北米で約3,240万ドル、全世界で約5,400万ドルの興行収入。

さて、日本ではどうか。

ジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムがタッグを組んだ2023年「M3GAN／ミーガン」は、製作費1,200万ドルで、北米で約9,5100万ドル、全世界で約1億8,100万ドル、日本で約5億9,000万円の興行収入。

「M3GAN／ミーガン」ほど上映館数が多くないので、億を超えるヒットはなさそうですね。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は2,000万円と予想。

星2つ（5点満点）

★★