「ボブ・マーリー:ONE LOVE」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「ロックの殿堂」入りを果たした伝説のミュージシャン、ボブ・マーリーの知られざる波乱に満ちた生涯を描く音楽伝記映画。

1976年、ジャマイカは対立する二大政党によって分断状態にあった。

国民的アーティストのボブ・マーリーは、政治闘争に巻き込まれ、銃で撃たれてしまう。

だがわずか2日後にはマーリーは、8万人の聴衆の前でのライブを敢行。

その後身の危険を感じたマーリーはロンドンに移り、アルバム「エクソダス」の制作に勤しむ。

世界的スターの階段を駆け上がるマーリーだったが、母国ジャマイカには内戦の危機が迫っていた。

監督・脚本は、「ドリームプラン」などのレイナルド・マーカス・グリーン。

マーリーの妻リタ、息子ジギー、娘セデラがプロデューサーとして参画する。

出演は、「あの夜、マイアミで」などのキングズリー・ベン=アディルがマーリー、「キャプテン・マーベル」などのラシャーナ・リンチがリタを演じる。

出演は他に、「いつかの君にもわかること」などのジェームズ・ノートン、トシン・コール、「ディストピア パンドラの少女」などのアンソニー・ウェルシュ、「ボーはおそれている」などのマイケル・ガンドルフィーニなど。

脚本・原案は、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などのテレンス・ウィンター、「ヘイヴン 堕ちた楽園」などのフランク・E・フラワーズ。

脚本は他に、「グランツーリスモ」などのザック・ベイリン。

音楽は、「カラーパープル」などのクリス・バワーズ。

原題「Bob Marley: One Love」

映倫区分PG12

2023年作品

アメリカ映画

配給は東和ピクチャーズ

製作会社はPlan B Entertainment=State Street Pictures=Tuff Gong Production

上映時間107分

 

 

個人的にボブ・マーリーは特に好きでもないし、思い入れもありません。

ボブ・マーリーの事も、よく知りません。

そもそも彼の楽曲をほぼ知らない。

レゲエも、若い頃は聞いていましたが今は全く聴きません。

なので、興味自体があまりないのですが。。。

 

まあ、普通に面白かった。

伝記映画として良く出来ている。

伝記映画としてはオーソドックスでベタな見せ方ではありますが、それがまたいいい。

ボブ・マーリーという人の事、彼の背負っていたものや公私の人物像、ジャマイカの時代背景、その時代に生きた人々、そしてそこに音楽をきっちり織り交ぜて見せてくれます。

未熟なメンタルさをしっかり描いているのもいいですね。

そういう非常に人間的なボブ・マーリーをしっかり見せておいて、音楽で世界を変えたという偉業を成し遂げるという偉大に持っていくのがベタではありますが、伝記映画としてはセオリーな感じ。

 

 

展開としては大きな起伏があるようなドラマチックさには少し欠ける感じはした。

「ボヘミアン・ラプソディ」のような大きく魂を揺さぶられるようなクライマックスもない。

そこに重きをおいていない感じですね。

ボブ・マーリーのライブなどにはあまりフォーカスしていません。

その辺り、「ボヘミアン・ラプソディ」とはちょっと違うところか。

 

比重的には、ジャマイカの国の問題にフォーカスしているのも良かった。

これは歴史を知っているともっと楽しめたかもしれませんね。

 

 

ただ、妻のリタとの関係性などの部分はあまり深くは描かれていない。

そこら辺はちょっと物足りないところかな。

それと、国や時代が動いているのに、物語の展開自体はちょっと平坦な感じがしました。

銃撃なんて、めっちゃセンセーショナルなのにね。。。

なんか、やはりドラマチックさに欠けるところがあった。

伝記映画としてベタな見せ方はいいんですが、もうちょっとドラマチックに、絵的にももうちょっと捻って欲しかったかなぁ。。。

 

この映画のキングズリー・ベン=アディルの演技、演出がボブ・マーリーに似ているかどうかはわかりません。

でも、知らない事で余計なツッコミ部分も見えず、素直にボブ・マーリーを見た。という気になった。

 

劇中「栄光への脱出」の音楽がかかったのは良かった。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数212館と普通規模公開。

5月17日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「碁盤斬り」、「ミッシング」、「湖の女たち」、「家出レスラー」、「ありふれた教室」、「PS-1 黄金の河」など。

北米では2024年2月14日公開。

製作費7,000万ドルで、北米で約5,200万ドル、全世界で約8,100万ドルの興行収入。

さて、日本ではどうか。

初登場8位スタートと予想。

最終興行収入は3億4,000万円と予想。

 

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

「ボブ・マーリー:ONE LOVE」公式サイト

 

「ボブ・マーリー:ONE LOVE」のパンフレットです!

 

「ボブ・マーリー:ONE LOVE」のサントラです!

 

「ボブ・マーリー:ONE LOVE」のマグカップです!

 

ボブ・マーリーのステッカーです!

 

『Best of Bob Marley』のCDです!

 

公式ボブ・マーリー One Love Gradient Tシャツです!

 

BOB MARLEY ボブマーリー - One Loveのポスターです!

 

 

 

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