「アンブッシュ」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「96時間」「ライリー・ノース 復讐の女神」「ザ・ガンマン」などのピエール・モレル監督による、実話に基づく戦争アクション。

2018年、イエメン南部に駐在するUAE軍のアリ、ビラル、ヒンダシの3人は、帰国が迫る中、通常任務に就いていた。

装甲車で戦闘地帯の住民に支援物資を運びながら、渓谷部をパトロールしていた彼らは、敵の待ち伏せに遭い、突然襲撃を受ける。

敵は得意のゲリラ戦に持ち込み、渓谷に隠れながらRPG(ロケット弾)や地雷での攻撃、離れた場所からの狙撃により、最新兵器で武装したUAE軍の装甲車さえも次第に孤立させ、追いつめていく。

負傷して武器も残りわずか、通信機器も使えない仲間を救うため、装甲車、ドローン、ヘリコプター、戦闘機と総力を挙げて戦地に向かうUAE軍は、果たして彼らを無事救出できるのか?

出演は、UAEを中心に活躍する俳優のマルワーン・アブドゥッラ・サーリフ、ハリーファ・アル・ジャースィム、ムハンマド・アフマドなど。

脚本は、カーティス・バーテル、ブランドン・バーテル。

音楽は、「バッド・デイ・ドライブ」などのハリー・グレッグソン=ウィリアムズ。

原題「الكمين AL KAMEEN」

映倫区分G

2021年

アラブ首長国連邦=フランス合作映画

配給はクロックワークス

製作会社AGC Studios=Imagenation Abu Dhabi FZ

上映時間111分

 

 

うーん。。。

まあ、こんなものか。

ドラマ性はかなり薄く、ずっとドンパチしている戦争モノです。

兵士の心情や葛藤などはほぼ描かれていません。

個人的にはここがかなりマイナスポイントになる。

そこはかなり薄っぺらい。

ただ、そういうの度外視したら、この手の映画がお好きならそこそこ楽しめると思います。

 

この映画、予算も少なそうですね。

その割には頑張っている感じが伝わります。

戦闘シーンもそれなりに迫力がありますよ。

ミリオタには色々意見があるでしょうが、楽しめると思います。

 

ただ、全体的には「ブラック・ホークダウン」とか「ボーダーライン」「プラトーン」などの映画を彷彿させるところがてんこ盛り。

ちょっとコピーしている感じがありますね。

シーンとか表現の仕方も、過去の作品で観たことあるような。。。

な、シーンがいっぱいあります。

オリジナル性には欠ける。

 

それと、一番気になったんですが、この映画はどうもナショナリズムだけ煽っている感じにしか見えなかった。

どうしてUAE軍はイエメンで戦ってるのかをもっと深くえぐって欲しい。

武装集団が急襲してくるだけで、そのバックグラウンドが全く描かれていない。

そういう角度から観ると、あんまりよろしくないように思える。

それに、プロパガンダ色も強い。

単なる戦争アクション映画として観るという割り切りが必要です。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数18館と少ない。

12月29日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「僕が宇宙に行った理由」、「ムーミンパパの思い出」、「枯れ葉」、「ブルーバック あの海を見ていた」、など。

うーん。。。まあ、ヒットはしないですね。

一部シネコン公開ではありますが、上映館数も少ないし。。。

ただ、ミリオタには必見だと思います。

この手の戦争モノがお好みの方は、是非劇場で観てくださいね。

それと合作とはいえ、日本では珍しいUAEの映画なので、映画ファンは押さえておきたいところ。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は1,000万円と予想。

 

星2つ半(5点満点)

★★☆

 

 

「アンブッシュ」公式サイト

 

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