埼玉県に対する自虐ネタが散りばめられた魔夜峰央のギャグ漫画「翔んで埼玉」の実写化シリーズ第2弾。
麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍により、埼玉県人たちは自由と平和を手に入れた。
日本埼玉化計画を推し進める麗は、さらなる一歩として越谷に海を作ることを目標に掲げる。
白浜の美しい砂を求め、未開の地である和歌山へ向かった麗たちを、関西にも存在する“超・地域格差”や“通行手形制度”、そして大阪の恐ろしい陰謀が待ち受けていた。
監督は、前作に引き続き、武内英樹。
脚本も、前作に続き徳永友一。
出演は、麻実麗役の「翔んで埼玉」などのGACKT、壇ノ浦百美役の「ばるぼら」などの二階堂ふみ、「ゆとりですがなにか インターナショナル」などの加藤諒、益若つばさらが続投。
出演は他に、新たに、滋賀の貴公子、桔梗魁役に「キングダム 運命の炎」などの杏、大阪府知事の嘉祥寺晃役に「仕掛人・藤枝梅安」シリーズなどの片岡愛之助、「TOKYO TRIBE」などの中原翔子など。
音楽は、Face 2 fAKE。
主題歌は、はなわ。
映倫区分G
2023年作品
日本映画
配給は東映
製作会社は映画「翔んで埼玉」製作委員会
上映時間117分
原作がないので、まさかの続編ですね。
相変わらずバカバカしい。
よくもまあ、大阪を近畿をディスりまくってくれましたな。
が、面白い。
バカバカさがブレていない。
前作より、スケールアップしています。
バカバカしさも、スケールアップ。
アホ過ぎる。
ど直球の、頭をからっぽにして観る事が出来るコメディ映画です。
単純に、観ていて楽しい。
この作品の原作漫画はありません。
なので、内容的にはかなり無理矢理感はある。
この手の映画とはいえ、物語自体が作り込まれていない印象がする。
ただ、なかなか細かい近畿各地のディスりは、大阪人の私でも笑ってしまうところがあった。
前作より、埼玉のディスり方は弱くなった。
「タイタニック」などの名作映画のパロディ？オマージュ？も多いですが、そこはあんまり笑えなかった。
ツッコミどころも満載です。
でもラストはちゃんとディスりったとこをフォローしてますけどね。
ただ、先も書いたようにバカバカしさ、くだらなさはブレていない。
それを突き詰めているので、大笑いはしなかったけど、やはり笑ってしまう。
役者さんも作り手も、このバカバカしさを本気で作っている感じがします。
少女漫画好きと宝塚好きにはより楽しめるんじゃないでしょうか。
それに、今作はディスりだけでなく関西あるあるが満載。
関西人としては、なかなか細かいところまで掘り下げているネタに笑ってしまった。
また、紀香&麻世のあのシーンで愛之助をからませてくるなんて、この映画にしか出来ない。
気に食わないのは、大阪の制服など、黄色縦縞のあの球団を思い起こすビジュアルがいっぱい。
オリックスファンの私としては、日本シリーズの敗戦もありかなり辛い。。。
お願いだから、オリックスも少しでいいのでいれてあげて。
ハイヒールモモコも出てたやんか。
1mmもオリックスバファローズの事には触れていなかった。
和久井映見、太り過ぎとちゃうか。
前作を観ていなくても楽しめると思いますが、観ていた方がいいと思います。
エンドロールでも、ミルクボーイで楽しませてくれますよ。
■興行収入予想
現段階では上映館数374館と拡大ロードショー。
11月23日（木・祝）からの公開。
同日の公開作品は、「首」、「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」、「シチリア・サマー」、「ロスト・フライト」、「劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの」など。
11月24日（金）からの公開作品は、「サムシング・イン・ザ・ダート」など。
2019年の第1作「翔んで埼玉」は約37億6,000万円とまさかの大ヒット。
埼玉だけでなく、全国的に大ヒットして大きな話題になりました。
さて今作はどうか。
今作もそこそこヒットしそうですね。
初登場1位スタートと予想。
最終興行収入は26億4,000万円と予想。
星3つ半（5点満点）
★★★☆
「翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～」公式サイト
「翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～」のパンフレットです！
「翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～」公式ガイドブックです！
特典シール付き！
「翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～」のノベライズ本です！
「翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～」のサントラです！
1作目「翔んで埼玉」の豪華版Blu-rayです！
1作目「翔んで埼玉」のパンフレットです！
1作目「翔んで埼玉」の公式ガイドブックです！
