「イコライザー THE FINAL」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

デンゼル・ワシントンが元CIAの仕事請負人・イコライザーに扮するアクションシリーズ最終章となる3作目。

元CIAトップエージェントにして、19秒で世の悪を完全抹消する“仕事”請負人、通称・イコライザーのロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、あるとき訪れたシチリアでの事件で負傷したことをきっかけに、肉体的にも精神的にも限界を迎えていた。

マッコールが辿り着いたアマルフィ海岸沿いの静かな田舎町の人々は、よそ者にも関わらず彼を身内のように看病し、親しみをもってロベルトと呼んで接してくれる。

昼の顔と夜の顔を使い分け、長い時間をひとりで誰にも頼らずに生きてきたマッコールは癒しと救いを感じ、この街を安住の地にするべく、イコライザーにとってのスイッチともいうべき腕の時計を外すことを決意する。

しかし、小さなこの街にも悪の魔の手は忍び寄り、街の人々が次々と凄惨な事件に遭う。

それを見たマッコールは“仕事”を再開し、自分を救ってくれた人々と街を救おうとする。

しかしそれが引き金となり、イタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと発展していく。

一度外した時計を再び身に着けたマッコールは、最後にして最大の“仕事”に身を投じる。。。

監督・製作は、「エンド・オブ・ホワイトハウス」「マグニフィセント・セブン」などのアントワーン・フークアがシリーズ全作を通して担当。

出演は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などのダコタ・ファニング、「ブライトバーン/恐怖の拡散者」などのデヴィッド・デンマンなど。

脚本は、「イコライザー」シリーズなどのリチャード・ウェンク。

音楽は、「THE GUILTY/ギルティ」などのマーセロ・ザーヴォス。

原題「THE EQUALIZER 3」

映倫区分R15+

2023年作品

アメリカ映画

配給はソニー・ピクチャーズ

製作会社はEscape Artists=Sony Pictures Entertainment

上映時間110分

 

 

前2作は観ています。

が、特にめちゃめちゃファンってほどではありません。

どうも今作のデンゼル・ワシントンの容姿が。。。

あんまり格好いいとは思えなくて。。。

なんか太ってて、もさっといしてるし。。。服装もダサいし。。。

もさっとしているけど住民などには愛想がいいゴリゴリのおっさんなのに、実は凄腕のイコライザーというギャップがいいのかもしれませんが。。。

なんかビジュアル的にあんまりダメなんです。。。

まあ、デンゼル・ワシントンももう68歳ですもんね。。。

 

とはいえ、内容的にはまあ、普通に面白いです。

いや、前2作と比べると一番面白かったかな。

冒頭の掴みは、ちゃんと「イコライザー」していて良かった。

それに、今回はちょっとエグさもあった。

 

相変わらず、そんなに派手じゃないし、結構地味めなアクション映画ではあるが、そこがまた「イコライザー」という感じですかね。

前2作より、ドラマに深みがあったように思えるが。。。どうでしょうか。

今作はシリーズで1番アクションは控えめだったでしょうか。

マッコールがどんどんその土地を愛していく過程が、ドラマ性に深みを与えているかな。

そこがしっかり描けているので、クライマックスのアクションの理由づけになっていますね。

でも、ラストはちょっとあっけなくて、「これでシリーズが終わり?」って感じになってしまったけど。

 

全体的にはなんかちょっと物足りない。

これはそもそもこのシリーズのがっつりファンでないからというのは大きいかもしれない。

「イコライザー」シリーズの良さを、分かっていないのでしょう。

私には、この燻銀なシブさが分かっていない。

このシリアスなのに、あんまりシリアスじゃない描き方など、ここの辺の雰囲気にハマっていないのが、めっちゃ楽しめていないところでしょうね。

 

でも、まあ、さほどファンでないなら、こんなもんでしょう。

観ている間はしっかり楽しめました。

 

これで本当に最後なんですかね?

まあ、年齢的にも最後っぽいけど、原題タイトルが「THE EQUALIZER 3」なんで、終わりって言ってないし。。。

まだやろうと思えばやれますね。

どうなんでしょうか。

 

 

■興行収入予想

興行には、現段階では上映館数212館と普通規模公開。

10月6日(金)からの公開。

同日の公開作品は今作の他、「アナログ」、「アンダーカレント」、「オクス駅お化け」、「ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌」、「白鍵と黒鍵の間に」、「ガールズ&パンツァー 最終章 第4話」、「シアター・キャンプ」、「プレジデント」「旅するローマ教皇」など。

北米では、2023年9月1日公開。

現在、約9,000万ドル付近の興行収入。

2014年の「イコライザー」は、製作費5,500万ドル、北米で約1億ドル、全世界で約1億9,100万ドル、日本で約3億9,700万円。

2018年の「イコライザー2」は、製作費6,200万ドル、北米で約1億200万ドル、全世界で約1億9,000万ドル、日本で約3億8,000万円。

という成績。

北米でも全世界でも、日本でも興行収入は前作と比べてほとんど差がない。

さて、今作はどうか。

初登場5位スタートと予想。

最終興行収入は4億1,000万円と予想。

 

星3つ半(5点満点)

★★★☆

 

 

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