『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で連載中の同名漫画を有村架純の主演で連続ドラマ&映画化した社会派ヒューマンドラマ。
“前科者”たちの更生と社会復帰を目指す国家公務員の新人保護司が、奮闘しながら成長していく姿を描く。
原作漫画は「クヒオ大佐」「羊の木」などの脚本を書いた鬼才・香川まさひとが原作、月島冬二が作画を担当。
連続ドラマはWOWOWにて2021年11月から全6話で放送・配信された。
映画版は「あゝ、荒野」の岸善幸が監督・脚本・編集を手掛け、原作にはない物語の完全オリジナル作品となる。
有村架純が演じる主人公・阿川佳代の元で社会復帰に近づきながらも姿を消す男・工藤誠に、「ヒメアノ~ル」の演技が絶賛された森田剛。
中学時代の同級生だった阿川と再会したとき工藤を追う立場となっている若手刑事の滝本真司に、有村架純と『ひよっこ』で共演した磯村勇斗が扮する。
出演は他に、「街の上で」などの若葉竜也、「劇場版「きのう何食べた?」」などのマキタスポーツ、「あのこは貴族」などの石橋静河、「凶悪」などのリリー・フランキー、「あなたの番です 劇場版」などの木村多江など。
音楽は「キネマの神様」などの岩代太郎。
映倫区分PG12
2022年作品
日本映画
配給は日活=WOWOW
上映時間133分
漫画は未読。
2021年11月20日から放送しているWOWOWのドラマも一切観てません。
有村架純が出ているということと、劇場の宣伝でしか知らない状態で鑑賞。
この映画で「保護司」という仕事を初めて知りました。
「前科者」が出所した後、仮出所の後にどうなるか、保護観察がどういうふうに行われるかというのが良く映画だった。
とても勉強になりました。
更生するということを、深く考えさせられるとても重いテーマです。
それに、とても悲しい映画です。
気分が滅入っている時に観る作品じゃないですね。
ズシンと重くなります。
とても苦しくなる内容でした。
でも、ちゃんと映画的にスリリングなストーリー展開もあったりで、面白かった。おし、最後は少し希望が持てる終わり方だったのがいい。
犯罪を犯した「前科者」の更生と言っても、その罪や個人の人格などによるのでしょうが、許されないことと許されることがあり、観ているこちらは、それを自分の尺で天秤にかけるので、それぞれ異なった感想になるかもしれない。
果たして、救うべき人なのか、救うべきことなのか。。。など、色々と考えてしまう。
みんなを「前科者」と一括りにするのはきっと間違っているということもわかる。
感情の置き場がとても難しい映画です。
その分、引き込まれた内容でしたが、正直色々とひっかかるところも多い。
これは作品の良い悪いでなく、個人の捉え方の問題ですね。
色々、自分の考えが邪魔しなければ、素直に泣けたと思いますが、ギリギリ泣くまではいきませんでした。
有村架純ちゃんも、可愛いだけなく演技の新境地といったところでしょうか。
元々、演技は美味いですけどね。
森田剛の演技も凄く良かったし、他のキャストのみなさんもみんなそれぞれ光っていた。
それらを引き出す演出もいいですね。
全体的に良く出来ていた作品でした。
ただ、ちょっとだけ長いかな。
115分くらいで収めて欲しかった。
ドラマは、現在Amazonプライムでも配信中なので是非、観たいと思います。
ドラマ観た後、もう一度映画を観たいですね。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数136館と少なめ。
1月28日(金)からの公開。
同日の公開作品は今作の他、「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」、「ノイズ」、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」、「アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!」、「殺すな」、「名付けようのない踊り」など。
ドラマファンはマストでしょうね。
ドラマファン、有村架純ファン以外にどれだけとりこめるかですね。
内容が重いので、どうでしょうか。
初登場9位スタートと予想。
圏外スタートもありえます。
最終興行収入は7,300万円くらいか。
星3つ半(5点満点)
★★★☆
「前科者」公式サイト
「前科者」の原作コミック1〜8巻セットです!
有村架純の1st写真集「深呼吸-Shin・kokyu-」です!
可愛いですね!
有村架純の写真集「Clear」です!
可愛いですね!
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