食通として知られるダチョウ倶楽部の寺門ジモンが初監督・原作を務め、“焼肉”を通じて親子の愛と人生の悲喜こもごもを描く。
母の味を求めて食の旅に出るライターをEXILEのNAOTOが、彼の仕事仲間となる新人編集者を土屋太鳳が演じるほか、りょう、石黒賢、松尾諭、寺脇康文、大泉洋、大和田伸也ら豪華俳優陣が出演。
実在する焼肉の名店も参加するなど、肉を愛する寺門監督ならではのコラボレーションも実現した。
脚本は本山久美子。
音楽はAmar。
主題歌はケツメイシ。
日本映画
映倫区分はG
配給は松竹
2020年作品
上映時間104分
焼肉好きにはたまらない焼肉映画。
肉大好きの私にはたまらん。
めっちゃ肉を食べたい!
それに映画の内容も結構面白かった。
ちょっと泣いてしまった。
食や肉への熱い思いがまっすぐ描かれています。
ダチョウ倶楽部な笑いに全く走らず、大真面目に撮ってます。
内容的に、伝えたいことな度ははけっこう普通で、ストーリーは王道なお話ですが、ちゃんと楽しませるところ、感動させるところをバランスよく押さえてます。
ストーリー的にも、いたって普通ですが、ラストはちょっと感動したなぁ。
飯テロ映画ですが、ただの飯テロ映画ではありません。
映画としてもちゃんと面白かった。
親子の愛の描き方も良かった。
大事なセリフを画面いっぱいに文字にして見せるのもなんかインパクトがあった。
そこにエフェクトや書体など動きもあって、なんだ観ていて心が弾む。
それに焼肉だけでなく、他の食べ物をうまく入れ込んでくるバランスもいい。
そして、親子の絆のメインとなるのが、ぬか漬けというのもいいです。
そして肉への思い入れがいっぱい詰まってました。
初監督作品にしては実に手堅くが上手くまとまっていたと思います。
ほんまめっちゃ肉が食べたくなった。
これは食う負の時に行ったら、お腹がグーグーなります。
ダチョウ倶楽部の肥後さんと竜平さんもちょこっと出てます。
土屋太鳳ちゃんは、もう高校生の役じゃなく、こういう新人社会人みたいな役の方がいいですね。
今作ではとても楽しそうに演じているように見えた。
観ているこちらも、美味しそう。楽しそうってなる。
スタッフも、楽しんで映画を作ってる感じがして、とても好感が持てた。
■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数154館と普通規模ロードショー。
11月20日公開の拡大ロードショー作品は、「STAND BY ME ドラえもん 2」と今作くらいですが、今作は上映館数的にも弱い。
「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」や「STAND BY ME ドラえもん 2」には対抗出来ません。
初登場9位スタートと予想。
圏外スタートも十分ありえる。
最終興行収入は4000万円と予想。
星3つ半(5点満点)
★★★☆
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映画を観ると絶対焼肉を食べたくなる!
関係ないけど、焼肉つながりで「クレヨンしんちゃん」