「おらおらでひとりいぐも」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

第158回芥川賞と第54回文藝賞をW受賞した若竹千佐子の同名ベストセラーを、「キツツキと雨」の沖田修一監督が映画化した人間ドラマ。

夫に先立たれた75歳の桃子さんが、不安や寂しさを受け入れることで、孤独な毎日をにぎやかに変えていく。

現在の桃子さんを田中裕子が、20歳から34歳の桃子さんを蒼井優が演じ二人一役に挑むほか、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎がそれぞれ桃子さんの“心の声”に扮する。

出演は他に、東出昌大、田畑智子、黒田大輔、六角精児、鷲尾真知子など。

脚本は沖田修一。

主題歌はハナレグミ。

日本映画

配給はアスミック・エース

2020年作品

上映時間137分

 

 

原作は未読。

うーん。。。

いまいち。

一人暮らしのおばあちゃんの日常を、おばあちゃんの3つの心の声を交えながら、ユーモラスに描かれた作品です。


心の声として、擬人化した3人の濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎が演じているのですが、こういう見せ方は面白い思う反面、ちょっと表現の仕方がずるいとも思う。

そこが飲み込めれば、この作品は楽しめると思いますか、かなり高齢者向けな作り。

言いたいこともテーマも高齢者向け。

孤独を感じる老人のお話です。

私にはまだちょい早い。。。


オープニングは、地球の誕生から生物、人類の進化がCGで描かれてます。

ちょっと長かったので、スクリーンを間違えたかと思った。

全編、太古の生物やマンモスがなんやかんや登場しますが、なぜ主人公の桃子がそれらに興味があるのかいまいちわからんかった。


ストーリー的は、3人の擬人化たちの登場以外は特に何も起こらず、ほんま旦那を先に亡くした老人の日常を淡々と描いてます。

この雰囲気に馴染めないと、なかなか辛い。


セリフが少なく、説明セリフもほぼない見せ方はいいですが、やはりかなり高齢者向けな作りで、非常にのてっとしてる。

キャストは豪華ですが、これは若い世代が観て喜ぶ映画ではないですね。。。


東北弁の掛け合いはいいですね。

自分は関西人ですが、方言っていいですね。

ほっこりします。

 

 

興行収入予想

興行的には、現段階では上映館数189館と普通規模。

116日公開の拡大ロードショー作品は、今作と「461個のおべんとう」と「ジオラマボーイ・パノラマガール」くらいですが、どれも上映館数があまり多くない。

なので、1位のチャンスですが、今週末も「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」が強すぎて、1位は無理。

それにキャストは豪華ですが、上位に食い込むほどではないですね。

平日に高年齢層を取り込めば息の長い興行が期待できそうですが、ちょっと難しいか。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は1億円と予想。


2つ半(5点満点) 

★★☆

 

 

 

「おらおらでひとりいぐも」公式サイト

https://oraora-movie.asmik-ace.co.jp

 

 

 

「おらおらでひとりいぐも」の原作本です!

 

「おらおらでひとりいぐも」のチラシセットです!

 

田中裕子主演の「ザ・レイプ」です。

タイトルは成人映画みたいですが、なかなか面白いですよ!

 

田中裕子主演の「天城越え」です。

松本清張原作!

名作です!

 

濱田岳出演作です!

どれもオススメです!

 

 

 

 

蒼井優の出演作です!

どれもオススメです!