「青くて痛くて脆い」の映画レビューと興行収入予想 | roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「君の膵臓をたべたい」の住野よる原作の同名小説を、吉沢亮と杉咲花主演で映画化した青春サスペンス。

“大切な仲間”と“居場所”を奪われた男子大学生が、嘘と悪意にまみれながらも復讐を果たしていく様を描く。

光石研や柄本佑などのベテラン勢をはじめ、「帝一の國」の岡山天音や「酔うと化け物になる父がつらい」の松本穂香、「ミスミソウ」の清水尋也ら若手俳優陣が脇を固める。

監督は「妖怪人間ベム」などの狩山俊輔。

脚本は「ニセコイ」「貞子」などの杉原憲明。

主題歌はBLUE ENCOUNT。

日本映画

配給は東宝

2020年作品

上映時間118分

 

 

原作は未読。

前知識一切なしで鑑賞。

 

まあそこそこ面白かったです。

なにを書いてもネタバレになりそうなので、何を書いていいのかわからない。

 

たしかに痛い映画でした。

すごく痛い。

肉体的に痛いとかいう痛さじゃないです。

痛いヤツです。

 

ストーリーはちゃんと上手いことまとまっていると思います。

大学生の人は共感できるのかな?

大学生あるあるな感じなんでしょうか。

でも、これは大学生じゃなくても、社会人でもこういうのいっぱいあると思います。

 

なかなか本来映画では表現しないような感情の部分を描いた映画でした。

人の好意う痛い部分を表現したものって、今まであんまり見たことがない。

なので、そういう意味ではとても新鮮でした。

展開も結構面白いし。

感情を上手く映像化出来てたと思います。

なんか観る前に想像していた内容と違っていて、ちょっと不思議な映画だった。

こういう角度から来るか。

なるほど。

面白いです。

 

ただ、最後にどんでん返しがあると期待してたんですが、それはなかったのがちょっと残念。

なんか、最後の最後で、腹の奥底を掴まれるような感覚が欲しかった。

 

まさにタイトル通りの内容で、人って痛くて青くて脆い生き物ですね。

一見、子供の喧嘩のような感じですが、人ってこんな生き物だと思います。

 

 

興行収入予想

興行的には、現段階では上映館数263館と拡大ロードショー。

拡大系の同日公開は今作と「事故物件 恐い間取り」くらい。

なので1位のチャンスはあります。

先週1位だった「糸」も、1位ではあるが、そんなに高い数字じゃなかった。

ですが、今作の1位スタートは厳しいように思える。

初登場3位スタートと予想。

最終興行収入は5億円と予想。

コロナがなかったら、もう2億円くらいは上乗せでしょうか。

 

星3つ半(5点満点)

★★★☆

 

「青くて痛くて脆い」公式サイト

https://aokuteitakutemoroi-movie.jp

 

 

 

 

「青くて痛くて脆い」のパンフレットもあります。

吉沢亮と杉咲花ファンの方には絶対ですね!

 

 

「青くて痛くて脆い」の原作本です。

観てから読むか、読んでから観るか。

 

 

「青くて痛くて脆い」のサントラです。