「アナと世界の終わり」を観た。
平凡な日常から抜け出そうとしていた女子高生が、突如として街に現れたゾンビたちを相手に戦いを繰り広げる青春ゾンビミュージカル。
ゾンビと戦うヒロインの活躍を軽快な音楽に乗せて描き、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭のミッドナイト・エクストリーム部門で最優秀作品賞に輝くなど、各国の映画祭で話題をさらった痛快作。
出演はエラ・ハント、マルコム・カミングス、「キャリアガール」のマーク・ベントンなど。
監督は、ジョン・マクフェール。
原題「ANNA AND THE APOCALYPSE」。
イギリス映画。
配給はポニーキャニオン。
上映時間98分。
ゾンビとミュージカル。
ま、マイケル・ジャクソンの「スリラー」がそれに近いか。
でも、新しい味でしたで、それなりに楽しめた。
まあ、ゾンビ映画好きには外せません。
最初はゴリゴリのコメディ青春映画なんですが、途中からグログロになりホラーになります。
ミュジーカルの部分はそれなりに完成度が高い。
歌に歌声、曲、ダンスもちょっとダサくて、それがまたいい感じです。
でも、ゾンビは唄いません。
とにかくゴリゴリのB級でそれがまた心地よい。
ミュージカルの面白さ、ゾンビ映画の醍醐味もちゃんとあり、ハラハラドキドキしたりもします。
まあ、こういう映画なので、ストリーはほぼないに等しいです。
前半と後半のギャップに好みが分かれそう。
私はこの落差、嫌いじゃないです。
ただ、全体的に歌が多すぎるか。
興行成績予想
興行的には、アート系単館ロードショーなので、高い興行成績は期待出来ない。
上映館数も現段階では9館ほど。
全国順次上映されていくとはいえ、拡大は期待できない。
宣伝もほぼしてないしかなり地味なので、アート系でもヒットには繋がりにくいかと。
500万円くらいでしょうか。
星3つ(5点満点)
★★★