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ブックメーカーでは残留が濃厚だったイギリスのEU離脱投票が行われまさかの離脱が決定してしまいました。開票中の日本市場は大荒れ為替は一時100円を割り込み株価は14952円-1286円-7.92%と大幅安になりました、特にFXで大きな被害を受けた人も多いと思われます。

さて直近の予想ですがこれから始まる震源地のEU圏や米国も大荒れになりそうです、厄介なのは一気にリスクオフになったことから円高が止まりそうにありません、とりあえず今回の衝撃で1ドル94円ポンドは125円ユーロは108円位を見ています、それにスライドして日経平均はあと800円くらいの下げ14000円割れあるいはそれに迫るさげに見舞われると見ています。

まさにEUのさまざまな問題を封じ込めていたパンドラの箱をイギリスが開けてしまったわけですから世界は大混乱です、まずキャメロン首相は辞任し離脱派の政権が誕生します、それと同時にスコットランドの独立機運が高まりすでに今日の時点でスコットランド独立の国民投票を行おうと呼びかけています、独立が実現してスコットランドはEUに加入ユーロ圏となることを希望しています。

イギリスポンドが暴落したことからイギリス内の不動産などの資産も売却されたり工場を閉鎖しなければいけない日本などの企業にも打撃はかなりのものになると思います。

オランダやフランスも本日の時点で右派が国民投票を呼び掛けてますし、EUは一気に崩壊の危機にさらされることになりました、EU内の債務問題も再燃しいわゆるpigsポルトガル・イタリア・ギリシャ・スペインなどの債権が売られCDSが上がりだすことも予想されます。

リスクオフになると主に円とドルに通貨が避難先として選ばれますがEUと直接関係ない弱い新興国通貨であるニュージーランド・オーストラリアドル・南アランド・トルコリラ・などがドルに対して不当に売り込まれインフレを起こし通貨危機が起きかねません、景気が悪化してるブラジルもさらに追い詰められオリンピックどころではないかもしれません、人民元も今回の騒動で急落しています中国はそれでなくても不良債権問題が再び再燃するかもしれません。

イギリス保護主義の勝利はアメリカ大統領選挙にも大きな影響を与えます、今までヒラリー有利の展開が今回の離脱劇で一変し移民を排除するトランプ旋風が再び吹き荒れるのではないか?トランプが勝利してしまう目がかなり出てしまったといってもいいでしょう。

日本の参議院選挙にも影響を与えそうです、安倍総理が伊勢志摩サミットで言ったリーマンショック級が訪れたなどとゆうちょうなことは言ってられません、急激な円高と株安によって安倍政権の屋台骨である経済政策に暗雲が差し込み対策を間違えれば野党に票が流れてしまいそうです。

イギリスEU離脱劇は世界を大きく変えてしまうきっかけになりそうなことは間違いなさそうですし今後の離脱関連ニュースにも注目していくべきでしょう。

これらを踏まえて今後の投資方針ですが、ポンドやユーロが売られることからそれ以外の資産特に金に資金が集まっているようです早速1オンス1320ドルと4.5%の上昇と反応しています、そのほかビットコインなども買われているようですが、なんといっても一番強いのは円です、だからみなさん円を買っとけばいいですよ、世界最強通貨を持ってる日本は大変恵まれた国なんです、過度に悲観する必要はありません、つまりポンドなど他の通貨を売りで取るのが有効です、ミセスワタナベはスワップ金利目的で買ってるランドやトルコリラなどは急激な円高で吹き飛んだかもしれません、そのような投資は避けた方がいいと思います。某ストラテジストや黒岩先生の逆張りも相場がわからなくなったときはかなり有効です、まあ冗談ですがw

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統一野党の民進党が誕生し政策の一致もないまま数の論理だけで合併したことは国民はお見通しで直近の世論調査
http://news-geispo.2chblog.jp/archives/1054748970.html
では支持する8%支持しない67%と合併以前の支持率より下がっていますw

それでは自民党政権は太平安泰かというとこれがそうではないようです。ニッポン放送ザボイスの中で宮崎哲也氏が毎日新聞は「新聞は民主主義の健全化に不可欠だから軽減税率を適用せよ」と言っておきながら、別面で「軽減税率合意。かすむ財政規律」とし、1月の紙面では予定通り10%の消費増税は実行すべしと述べています。
https://www.youtube.com/watch?v=nGKqtQBFHKM 
自分らは軽減税率が適用されるもんだから消費増税が実行されても痛くもかゆくもない、それならば消費増税に反対すべき立場であれば国民は納得するが、逆に財政規律を理由に消費増税すべしといっている、全くひどい話で自分らはだけはぬくぬくと軽減税率をうけて庶民だけは増税に苦しめといっているようなもんです。

前回のブログでマイナス金利とは金利の低下を促し市中に融資を増やすための銀行に対するペナルティーであるということを説明しましたが、これによって住宅ローン金利が下がり銀行は積極融資に舵をきり不動産インフレを起こすことによって2%成長が可能になります。

このたび3月31日に主要メガバンクの住宅金利の改定がありました、どのくらい金利を下げてくれるのかと思ったのですが・・・


(°д°)ハァ?


大手銀、4月の住宅ローン金利引き上げ : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160331-OYT1T50146.html?from=tw
大手銀行は31日、4月の住宅ローン金利を発表した。三井住友銀行は10年固定型で、最も信用度の高い人に適用する金利(最優遇金利)を3月より0・10%引き上げて、年0・90%にすると発表した。みずほ銀行とりそな銀行は0・05%上げて、年0・85%とする。マイナス金利政策を受けて、過去最低を更新してきた住宅ローン金利の低下は、やや一服した。三菱東京UFJ銀行は0・10%上げて年0・90%、三井住友信託銀行は0・05%上げて年0・55%にする。


なんとメガバンは住宅ローン金利を引き上げやがったのです!

当座預金に付与した0.1%の金利に銀行が甘んじて一向に設備投資や不動産融資を行わないために日銀が業を煮やし上積み分に対して逆に-0.1%のマイナス金利を徴収することにしました、黒田総裁はこれで銀行が積極融資に切り替わり不動産なのど投資が活発になってくれるはずだ!との算段であったはずですが、メガバンは引き下げるどころか逆に住宅ローン金利の引き上げを決定しました。

これはメガバンの言い分としてはこうです、「当座預金に置いといたら0.1%の金利がつくと思ってずっと置いといたのに日銀が勝手に―0.1%逆に徴収するって言いだしたから銀行は収益を圧迫されてめちゃ困るわ~、住宅ローン金利上げてこの分を穴埋めせなしゃ~ないなあ」

メガバンは被害者根性丸出しです、日銀の意図とは正反対な後ろ向きな姿勢を示しました、日銀に対して抗議するならともかくこともあろうか顧客に対して住宅ローンを引き上げてきました、日本の2%の経済成長とかマイホームを持ちやすくするためのサービス精神など欠片もありません、自分ら銀行の収益を守ることだけを考えています。

しかも本来なら事実上低下してる金利を下げるのが一般的な判断なのに、メガバン横並びで金利を上げるとか明らかな談合やないか!公取委も金融庁も徹底的に調査追及してほしいですなあ!

メガバンクの精神はここまで腐ってしまったということです、日銀のマイナス金利の思惑はメガバンクの反逆によって見事に崩壊しました、日銀 → 銀行 → 融資、と流れるはずのお金が銀行でまたしても止まってしまいました、下がるといっていった住宅ローン金利が実際に上がり始めたのにマイホームを買おうなんて意欲が消費者にわくわけがありません。金利が上がるとなると設備投資や不動産投資にも冷や水になります、不動産株やリートも調整を余儀なくさせられるかもしれません。

こうした何が偉いかわからない新聞社やメガバンクの腐ったエリート根性とでも言いましょうか?社会のためになるどころか自分らの収益や出世のことばかり考え庶民を上から目線で苦しめても平気な連中がこの日本をダメにしています、わしはさすがに腹立ってブログ書きましたが金融クラスタではこのことに対して怒りをあらわにしてる人は見当たらないようです、なんだかなあ?

さて日銀はこの住宅ローン金利の上昇を受けてどう対策するのでしょうか?黒ちゃんは銀行にブチ切れてマイナス金利の適用範囲を全預金に拡大するのでしょうか?他の銀行はメガバンの決定に追随するのでしょうか?4月28日の日銀会合で銀行さんの対応はそうですかでは現状維持でって訳にはいかないと思いますけどね~?

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アメリカのFRBが利上げを決定したころからからおかしくなってきた株式相場ですが、大波乱の様相になってきました。しかもスイスフランとユーロに続いて日銀までマイナス金利を発表しましたから大変です。

まず日銀のマイナス金利についておさらいしておきましょう。間違って解釈してる人も多いみたいです。日本の金融機関は日銀のお客さんで日銀内に口座を持っています。この口座の上積みの部分に0.1%金利を逆に銀行から日銀に払うというものです。日本は長いデフレをの経験の中で実体経済への融資を貸し渋って国債ばかり買っていました、いくら黒ちゃんが金融緩和しても肝心の銀行が日銀の当座にお金を置いたままぬくぬくと0.1%の金利をもらい続けていたわけです、業を煮やした黒ちゃんは「お前らせっかくわしが量的緩和もしてETFやらリートまで買ってるリスク負ってるのにお前らはちっとも町の中小企業や設備投資に融資せんやないか、もうええ預金に0.1%のペナルティーを科すから市中にもっとお金を融資して来い」銀行の融資が手ぬるければ更なる適用(上積みだけじゃなく全口座に適用又はマイナス金利の引き上げを)黒ちゃんは宣言して銀行のケツに鞭を打ってるわけです。これがマイナス金利の本質です。

さて話をアメリカFRBに戻しましょう。世界の基軸通貨であるドルは伝統的な金融政策をずっと行ってきました、この伝統的なというのは金(GOLD)との対話です。ニクソンショックによって金本位制を事実上放棄したアメリカは通貨をインフレにしないよう常に気を使ってきたわけです。雇用とか景気ももちろん関係していますがここでは他の経済指数のことや過去の具体例は省きます。FRBはドルの価値は金の価格によって決められてるといっていいほど金の値段を気にしています、金が下がればドルが優秀、金が上がればインフレになってドル価値が下がっていますねということです、紙を刷ればいいだけのドルは金価格によって通信簿が決められてるといってもいいくらいです。なので金が投資ブームになってしまうことを伝統的にアメリカだけでなくどこの国の中央銀行も恐れているといっていいくらいです。現にFRBはFRB倉庫の金塊を低金利で銀行に貸して金を空売りさせる価格操作をしています、銀についても一時期暴かれていましたが、NY商品先物取引所を支配してるアメリカは銀行に金を空売りさせてわざと金価格を押し下げてドルの価値をキープしてきたのです。金が下がってるうちは銀行も利益が出るので喜んで金を借りて空売りします。

余談ですがアメリカにも日本と同じように金買取のリサイクルショップがたくさんあります、アメリカ中の金を買い取っているわけです、そのリサイクル屋のおやじが「集めた金はFRBが買い取ってくれるんだ」と言っていてびっくりしたことがあります。FRBは金を空売りのために銀行に貸し付けてる裏では金を密かに買い集めていたのです。

こうやって長い間FRBはインフレを阻止しドルの価値を最大限にしながらQE政策で大量のドルを世界中にばらまくことに成功しました。

今回FRBが他の通貨に逆行して利上げをしたのは世界中のドルをアメリカに引き戻すことが目的だったわけです、バブルになるくらいなら多少の株価下落は容認しています、しかし利上げが中国や他の新興国に悪影響が及ぶことに懸念はしていました。その懸念は的中し世界の株価が下がり始めました、日本市場も大きく下落し日銀は2%インフレ目標が達成できないとして銀行にペナルティーを科すマイナス金利の導入に踏み込みました。アメリカの景気も傾き始め株価が大きく値下がりしています、これではイエレンさんは追加利上げどころか直ちに利下げしQE4を実施しなくてはならない状況に追い込まれようとしています、下げ相場は早いですから早い対応が望まれます、再びリーマンショックのようなことが起きかねません。

そう遠くないうちにアメリカは再度利下げしQE4を打ち出す量的緩和に踏み切ると考えています。量的緩和で効果が無ければマイナス金利にも踏み込む可能性まであります。イエレンさんはマイナス金利など効果は無いと2010年に発言したといってますが、金融政策は嘘をついてでもサプライズを追求しますのであてにはなりません。ECBも日銀もマイナス金利を導入した現在ドルも導入する可能性はあると思います。

そこで新たな問題が発生します、金の問題です、FRBがマイナス金利を導入すると当然のことながら銀行はお金を引き出さざるを得なくなります、しかしどうせ金利がつかないどころか金利を取られるのなら金に換えたほうがましだと考えるかもしれません、そうした先読みの流れが最近の金価格にじりじり反映してきてるのだと思います、銀行はいくら空売りしても金が下がるどころか上がってくるようなら空売りを買い戻し逆に金を保有したほうが有利です。

通貨下落のインフレヘッジに有効だった金が、デフレが極まったところでまた存在感を増してきたという皮肉な現象が起きようとしています。これはある意味金融システムの新たな矛盾が露出してきた状態で今後何が起こるかわからなくなってきました、このような事態を避けるためイエレンさんはマイナス金利導入だけは慎重にならざるを得ませんがQEにも財政の問題が立ちはだかり難しい舵取りを迫られそうです。

FRBは金が上がらないように様々な金融政策や価格操作を駆使してますが、原油の売り投機についてもその一環です、原油についてはまた次の機会に話してみたいと思いますが、原油を反転上げる気はさらさらないようです、まだまだ20ドル割れを目指して売り仕掛けしてくると思います、もう需給というより投機的な下げであることは明らかです、原油がCRB商品指数に関与するウエイトが大きく指数が下がると金だけ逆行高もなかなかしにくいというのもあって原油安の牙城はキープしたいんじゃないかと考えています。




最後にこの傾向を鑑みた場合金は買いか?ということを読者は知りたいと思いますので述べたいと思います。

金と円が連動して上がることはよく知られていますが最近の傾向では金よりも円のほうが買われる傾向がありますので円高によって相対的に金が下がることもあります、なので金買いは慌てなくていいと思います、それより世界的な株安がリーマンショックのような恐慌状態に陥るリスクが高まってきました、株が売られて大暴落すると流動性選好で一時的に金が売られます、その時が買いだと思います、リーマンショック時の金チャートを参考にしてください。わしは大きく戻しそうなのはプラチナやパラジウムのほうが反発は大きいと考えています、これらは金と連動していますが今はプラチナのほうが金より安い逆転現象が起きています、歴史的に見ても大変珍しい現象です金とプラチナが反発する段階で価格逆転が起きて正常に戻ると思います。


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