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アメリカのFRBが利上げを決定したころからからおかしくなってきた株式相場ですが、大波乱の様相になってきました。しかもスイスフランとユーロに続いて日銀までマイナス金利を発表しましたから大変です。

まず日銀のマイナス金利についておさらいしておきましょう。間違って解釈してる人も多いみたいです。日本の金融機関は日銀のお客さんで日銀内に口座を持っています。この口座の上積みの部分に0.1%金利を逆に銀行から日銀に払うというものです。日本は長いデフレをの経験の中で実体経済への融資を貸し渋って国債ばかり買っていました、いくら黒ちゃんが金融緩和しても肝心の銀行が日銀の当座にお金を置いたままぬくぬくと0.1%の金利をもらい続けていたわけです、業を煮やした黒ちゃんは「お前らせっかくわしが量的緩和もしてETFやらリートまで買ってるリスク負ってるのにお前らはちっとも町の中小企業や設備投資に融資せんやないか、もうええ預金に0.1%のペナルティーを科すから市中にもっとお金を融資して来い」銀行の融資が手ぬるければ更なる適用(上積みだけじゃなく全口座に適用又はマイナス金利の引き上げを)黒ちゃんは宣言して銀行のケツに鞭を打ってるわけです。これがマイナス金利の本質です。

さて話をアメリカFRBに戻しましょう。世界の基軸通貨であるドルは伝統的な金融政策をずっと行ってきました、この伝統的なというのは金(GOLD)との対話です。ニクソンショックによって金本位制を事実上放棄したアメリカは通貨をインフレにしないよう常に気を使ってきたわけです。雇用とか景気ももちろん関係していますがここでは他の経済指数のことや過去の具体例は省きます。FRBはドルの価値は金の価格によって決められてるといっていいほど金の値段を気にしています、金が下がればドルが優秀、金が上がればインフレになってドル価値が下がっていますねということです、紙を刷ればいいだけのドルは金価格によって通信簿が決められてるといってもいいくらいです。なので金が投資ブームになってしまうことを伝統的にアメリカだけでなくどこの国の中央銀行も恐れているといっていいくらいです。現にFRBはFRB倉庫の金塊を低金利で銀行に貸して金を空売りさせる価格操作をしています、銀についても一時期暴かれていましたが、NY商品先物取引所を支配してるアメリカは銀行に金を空売りさせてわざと金価格を押し下げてドルの価値をキープしてきたのです。金が下がってるうちは銀行も利益が出るので喜んで金を借りて空売りします。

余談ですがアメリカにも日本と同じように金買取のリサイクルショップがたくさんあります、アメリカ中の金を買い取っているわけです、そのリサイクル屋のおやじが「集めた金はFRBが買い取ってくれるんだ」と言っていてびっくりしたことがあります。FRBは金を空売りのために銀行に貸し付けてる裏では金を密かに買い集めていたのです。

こうやって長い間FRBはインフレを阻止しドルの価値を最大限にしながらQE政策で大量のドルを世界中にばらまくことに成功しました。

今回FRBが他の通貨に逆行して利上げをしたのは世界中のドルをアメリカに引き戻すことが目的だったわけです、バブルになるくらいなら多少の株価下落は容認しています、しかし利上げが中国や他の新興国に悪影響が及ぶことに懸念はしていました。その懸念は的中し世界の株価が下がり始めました、日本市場も大きく下落し日銀は2%インフレ目標が達成できないとして銀行にペナルティーを科すマイナス金利の導入に踏み込みました。アメリカの景気も傾き始め株価が大きく値下がりしています、これではイエレンさんは追加利上げどころか直ちに利下げしQE4を実施しなくてはならない状況に追い込まれようとしています、下げ相場は早いですから早い対応が望まれます、再びリーマンショックのようなことが起きかねません。

そう遠くないうちにアメリカは再度利下げしQE4を打ち出す量的緩和に踏み切ると考えています。量的緩和で効果が無ければマイナス金利にも踏み込む可能性まであります。イエレンさんはマイナス金利など効果は無いと2010年に発言したといってますが、金融政策は嘘をついてでもサプライズを追求しますのであてにはなりません。ECBも日銀もマイナス金利を導入した現在ドルも導入する可能性はあると思います。

そこで新たな問題が発生します、金の問題です、FRBがマイナス金利を導入すると当然のことながら銀行はお金を引き出さざるを得なくなります、しかしどうせ金利がつかないどころか金利を取られるのなら金に換えたほうがましだと考えるかもしれません、そうした先読みの流れが最近の金価格にじりじり反映してきてるのだと思います、銀行はいくら空売りしても金が下がるどころか上がってくるようなら空売りを買い戻し逆に金を保有したほうが有利です。

通貨下落のインフレヘッジに有効だった金が、デフレが極まったところでまた存在感を増してきたという皮肉な現象が起きようとしています。これはある意味金融システムの新たな矛盾が露出してきた状態で今後何が起こるかわからなくなってきました、このような事態を避けるためイエレンさんはマイナス金利導入だけは慎重にならざるを得ませんがQEにも財政の問題が立ちはだかり難しい舵取りを迫られそうです。

FRBは金が上がらないように様々な金融政策や価格操作を駆使してますが、原油の売り投機についてもその一環です、原油についてはまた次の機会に話してみたいと思いますが、原油を反転上げる気はさらさらないようです、まだまだ20ドル割れを目指して売り仕掛けしてくると思います、もう需給というより投機的な下げであることは明らかです、原油がCRB商品指数に関与するウエイトが大きく指数が下がると金だけ逆行高もなかなかしにくいというのもあって原油安の牙城はキープしたいんじゃないかと考えています。




最後にこの傾向を鑑みた場合金は買いか?ということを読者は知りたいと思いますので述べたいと思います。

金と円が連動して上がることはよく知られていますが最近の傾向では金よりも円のほうが買われる傾向がありますので円高によって相対的に金が下がることもあります、なので金買いは慌てなくていいと思います、それより世界的な株安がリーマンショックのような恐慌状態に陥るリスクが高まってきました、株が売られて大暴落すると流動性選好で一時的に金が売られます、その時が買いだと思います、リーマンショック時の金チャートを参考にしてください。わしは大きく戻しそうなのはプラチナやパラジウムのほうが反発は大きいと考えています、これらは金と連動していますが今はプラチナのほうが金より安い逆転現象が起きています、歴史的に見ても大変珍しい現象です金とプラチナが反発する段階で価格逆転が起きて正常に戻ると思います。


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