亡くなった友へ その1 | 神戸市灘区の「ろんどきっずピアノ教室」です

神戸市灘区の「ろんどきっずピアノ教室」です

「ピアノで幸せになろう!」をモットーに たくさんの生徒さんに囲まれ楽しくレッスンをしています。

神戸市灘区の ろんどきっずピアノ教室です 



24年前 朝 5時46分、私は ぐっすり寝ていました。



隣には 2歳の息子、その隣には主人



突然  ドンと突き上げられたような感覚があり


次の瞬間 大きなタンスが倒れてきて その下敷きに。



火がついたように 泣き出した息子


頭をタンスで強打した私は 一体何が起こったのか全く分からず



「えっ?ダンプカーがうちに突っ込んできた?」と思ったら グラグラっと もう一度揺れ 



その時 初めて「地震や!」とわかりました。



やっとの思いで タンスの下から はいだして 打った頭を 手で おさえながら見た風景は



上の物が下に 落ちている、というよりは ミキサーかなんかで  上下ぐちゃぐちゃにかきまわされたような家の中



余震も何度もきて とても怖かったです。



ピアノが 倒れてなかったのが 救いでした。




ガラスの破片だらけの床、お皿が割れ、瓶が割れて醤油や お酒が こぼれ、砂糖や塩が 散乱した床を 細心の注意を払って歩き


なんとか玄関まで たどり着き、外に出たら あちこちで家が潰れていました(当時 今の家より南にある 賃貸マンションに住んでいました。後で分かった事ですが  もう 一本 南の筋は 何人か 亡くなっていました)



家の中は ガラスの破片だらけで、とても危険だったので 近所の小学校に 避難する事に。



講堂は 人であふれかえってました。



知らない人が ほとんどだったけど、小さな子を連れた私に 皆さん とても親切にしてくださいました。



そして 避難所生活4日目



家に物を取りに帰った時 たまたま電話がなり、 受話器を取った主人



避難所に戻ってきて 私に言いました。



「猪木が、、、、ダメやったらしい、、、」



「嘘でしょう?」


身体の力が抜けていきました。



大学院時代から ずっと一緒に 音楽を勉強した


卒業後も ずっと一緒にピアノを練習した




一緒にコンサートもした、旅行も行った、恋バナもした、大好きな 大切な お友達



どうして?

どうして?



続く

 

 

 

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すみ しゅうこ

 

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