夜中1時起床、同級生と夜明けと同時にアジ釣り現場、程よい北東１ｍの風に乗りサビキ2本落とすも、音沙汰無し、付近あちこち検索し漸く２７㎝アジ釣れ、程なくして２６㎝アジ釣れ、同級生は4匹、完全に夜が明け変化なく、エサ買い仕切り直して6時～真鯛釣りに転向しようとした所あちこちにナブラが出始めサビキ下すも全然釣れず、おかしいコハダの群れか？追い続けても無理見たいなので、沖に船を進めた。
浅瀬側はまだ先日の時化続きや大雨の影響で濁りが残り思い切り沖合２０ｍ近くで竿2本流した所、いとこと町内先輩が漁師の船に乗り込み手を振ったので、状況教えその後流れはそこそこだが全く真鯛の当たり無し、10時過ぎ北西の風に変わった頃漸くドラグが鳴り、真鯛と思い気４０㎝の黒鯛にがっかり、１３０ｍ流した割に意外とぐいぐいいい引きだったので真鯛と思った。
その後尺真鯛1枚。
同級生に尺２枚、３７㎝の真鯛とコンスタントに上げて行く（腕上げたなと冷やかす）。
１１時半船先の同級生の竿ドラグが強烈に鳴り響き、本人は「何だ、イヤー、網かな？、ロープかな」と独り言、その場所は根掛かりする場所でなく、「巻け」と指示したら「ン」「糸来るな」５０ｍ巻いても「何だ、何だ」と言うので私が「魚だかー」と尋ねると「分からないの一点ばり」そうこうしてるうち、彼の竿先がクンと曲がったのを見て、私が「魚だー」慌てず「巻けー」「鯛だとしても瞬間何回か強烈に引くから、「引いたら、一旦巻くのを止めろ」と指示、糸の引きを見て私は真鯛と確信した。「水面迄天秤来たらリールを巻くの止めろ」と指示し、「竿を俺によこせ」「天秤からハリス７ヒロの勝負、必ず１～2回強烈に船底に引くから慎重に上げろ」と激を飛ばした。
竿のしなりと、糸のやり取り見てすぐ７０㎝以上の真鯛と確信した。
海中からゆっくり上がる真鯛はデカい、「オー、まさかハチマルか」と声を出した。
無事私がタモに収めると、同級生に「やったな」「おめでとう」「でかした」と褒めた。
彼は生まれて私の船に乗り釣り始めてから4年あまりで８０㎝の真鯛を射止めた、ちなみに釣り歴５０年以上の私の記録は７８㎝、いとも簡単に彼は釣り上げた（私の仕掛けで（笑））。
彼は「デカい、ありがとう、と少し震え気味だった。
その後二人高笑いした。
真鯛を瞬殺し締めエラを取り、真鯛を計測し写真に収めた、入るクーラーなく、取り合えず私の代用容器に布とナイロンで真鯛を包み氷で冷やし、13時船上げ、象潟の友人（東京の聚楽で料理長経験者）にすぐ持って行くよう話し別れた。
それから悪夢の様な一人で船上げ、波打ち際から延々と１００ｍ、板を敷いて、船下にコロを敷き、ジープで船を引っ張る作業のエンドレス、途中、キンキンのカルピス、麦茶を補給しながら砂浜で2時間の作業は７３歳のジ様には応えた。
幸いカンカン照りで無いのが救いであった。
17時帰宅。
即シャワー浴び、晩飯、爆睡の一日。
夜中1時起きて、爆睡迄異常な１９時間の強行スケジュール、これは早死に間違いなしだな（笑）。
アジの型は良いが数釣りはイマイチ、これから徐々に上向くだろう。
残念、黒鯛でした。
沖合１８ｍ付近で突如ワタリガニが水面でワシャワシャ泳いでタモですくいました。
同級生の仁賀保の「Ｉ」氏～大分にやけていました。そりゃそーでしょ。
船長冥利につきます。
紛れもなく８０㎝真鯛で、以外と赤みあり綺麗でした、このクラスなると殆んど赤みは薄れよどんだ色合いになるが物がいい。
今日もありがとう、ジ様、親父、兄貴、そして日本海よ。