機嫌の良いパーコレーター | のんびり温泉館

のんびり温泉館

湯守♪と申します。
温泉館、珈琲館、音楽館兼任の主でございます。
気が向いたままに投稿なんぞをしておりますので、不定期ですが、
書き出すと止まらないことになったりもして・・・。

ゆっくりとお寛ぎいただければ 幸いでございます♪

近頃はペーパードリップや直火エスプレッソメーカーで飲む事が多い珈琲ですが、今日はパーコレーターを使ってみました。

 

基本的にこの道具は豆を通るお湯の温度が高く、簡単に書けば 水を沸かしながら豆の上からそれを振りかけては循環を繰り返す仕組みですから、1気圧の下では100度に近いお湯でドリップしているようなものですよね。しかもその抽出したお湯を循環させているわけで、ペーパードリップ派からすると なんて事をしてるんだって事になるんじゃないかと思います。

ペーパーの場合、私の使うお湯の温度は80から85度位ですから、富士山の頂上辺りで使うとちょうどいいのかな。

 

それじゃ富士登山の支度をしましょうか… というわけにもいかないので、なんとか旨く出せるように加減を工夫することにします。

 

どうやったらいいのかというのは、もう実際にやってみて調節するという身も蓋もない説明になってしまうのですが、お湯が沸き上がらないことにはいつまでたっても珈琲にならないので、そこそこ加熱が必要になりました。そこはやむをえませんが。

 

砕く豆の大きさと お湯の吹きさせる火力、それとポコポコ吹くお湯の色だけが頼りです。 

 

先ずはセットする前の豆の状況。

ドリップ用に比べて、随分と粗い挽き方になりますか。

上のバスケットの小穴から落ちない程度の粗さでないと、珈琲に粒が混じってしまうので、舌触りが良くありません。

 

 
カタカタ・パコパコ(?)と徐々に色づいてくる珈琲は。、この窓から見える色で頃合いを図ります。

 
最後に、お湯を通した後の豆の様子は↓

  

では出来あがった珈琲を紹介

 

豆かすはすでに洗ってしまいました。

一番左側に見える蓋についた透明部分が 珈琲の色の変化を見定める窓です。

 

珈琲をお皿にとると……

 

 

お醤油みたいでしょ。

きれいに澄んだ状態に淹れることができました。

 

このパーコレーターの他にも、サイフォンやネルドリップなどと珈琲の入れ方にはいろいろな方法がありますが、抽出のコントロールの簡単さも含めるとペーパードリップが平均的に一番安定して美味しくだせるような気がします。掃除も簡単だしね。


パーコレーターは高い山の頂でとか 場時を選ぶかもしれませんね。

道具が簡単なのはいいですが、 抽出した残りは出るわけだし それを持ち帰らないといけないわけで。


いつか 私の山珈琲をお見せしたいと思います。

では。