こんにちは。
4月に入り、「論文始めないとなー」という方も多いことでしょう。
論文作成では、テーマ決めや章立て、文献レビューなど様々な作業があって大変ですね。
もちろん、これらをきちんと進めないといけないのですが、意外に忘れられていることがあります。
それは、論文の決まりを守ること。
論文には、いろいろな決まり事があります。
例えば、「ですます調」ではなく、「である調」で書くこと、他人の文章や図表などを引用するときには、必ず出典を書くこと、最後に参考文献リストを入れること・・・などです。
文献名の記載方法や、ページのフォーマット(1行の文字数や1ページの行数など)、文字のフォント(書体)、サイズ、なども、提出先によって事細かく決められています。
全体の文字数の範囲(1万字以上2万字以内)なども含めると、本当に決まりごとが多いです。
ページ番号にしても、「目次から開始しなさい」というところもあれば、「本文から開始する場合」もあります。
中には、ページ番号を付けてはいけない、という提出先もあります。
これらの規定をきちんと守らないと、いくら中身が良くても、論文を受け付けてもらえません。
必ず、執筆前に執筆要領を読み、先輩の論文なども確認して、それに沿って執筆していきましょう。
ページのフォーマットぐらいならすぐに直せますが、文献名の記載方法が規定と違っていた場合、修正するのは思いのほか手間がかかります。
なるべく文章の修正に時間を割くためにも、規定はしっかり確認しておきましょう。