というのが私の考えだ。
セシウム500ベクレル/kgの食品を1年間食べ続けた場合、年間約5mSvの内部被曝をうける、
と国は試算している。われわれが天然の核種(カリウム40など)から受ける内部被曝量は
年間約0.4mSvだから、その10倍以上の値を国は許容していることになる。
しかも年間5mSvというのはセシウムに限った数値であり、更にストロンチウムなどからの被曝
も加わる。
このような単純な比較だけでリスクを予想できるわけではない。しかし、暫定基準値が安全
だとは、私には思えない。
今年の4月からセシウム100ベクレル/kgに基準値が変更される。だが全数検査可能な測定器が
整備されていない現状では、基準値を下げても意味がない。
今は基準値が安全か危険かを論じている場合ではないように思う。
被曝は少なければ少ない方が良い、という前提にたち子供達の内部被曝を少しでも減らす努力
をすべきだ。
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