公務員試験のSPI化SCOA化 | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴23年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 市役所試験などの自治体の試験において、SPIやSCOAなどを実施する自治体が、増加傾向です。

 都道府県によっては、半分近くの自治体がSPIやSCOAなどを実施するところがあります。

 

 自分の受験する自治体、特に第一志望の自治体がSPIやSCOAなら、しっかりとSPIやSCOA対策をしておきましょう。

 確かに学内講座などで、公務員試験の教養試験の数的処理の勉強をしておけば、解法的にはSPIやSCOAには対応可能です。

 しかし、SPIやSOCAを軽く見ると、なかなか突破できません。

 

 SPIはパソコンで実施される場合も多く、紙の試験ならばパスができるのですが、パソコン実施で1問に多く時間を使ってしまうと、あえなく時間切れになってしまう場合があります。

 また計算用紙の代わりに、ホワイトボードを渡されます。

 ボード記載の計算は消すことはできません。

 ボードがいっぱいになったら、挙手をしてボードをもらうことになりますが、これが時間がかかります。

 

 などなどSPIならではのはまりポイントがいっぱいあるのです。

 また、人気自治体のSPIやSCOAは、ハードルが非常に高いです。

 かなり高得点を取らないと、人気自治体のSPIは突破できません。

 「〇〇市のSPIが通るのなら、どこのSPIも突破できるよ」と俗に言われる次第です。

 〇〇市は、人気自治体でさらにSPIなので、そもそもの応募する人数が多くなります。

 また、日程も従来型のABCD日程とは、意図的にズレているところが多いので、なおさら〇〇市のSPIは過熱競争となります。

 

 SCOAはSPIに英語、理科、社会が付くと考えていただければいいです。

 学内講座で社会科学、人文科学、自然科学を勉強されるのなら、対策はほぼ不要です。

 知識面で、公務員試験受験生はSCOAを恐れる必要はないです。

 

 今年の桜は遅咲きなので、この週末も花見にはちょうどよいでしょう。

 花見もいいですが、勉強を続けましょう。

 過去問の一問、一肢をおろそかにしないようにしましょう。

 がんばって。