講師の中島基浩です。
市役所試験などの自治体の試験において、SPIやSCOAなどを実施する自治体が、増加傾向です。
都道府県によっては、半分近くの自治体がSPIやSCOAなどを実施するところがあります。
自分の受験する自治体、特に第一志望の自治体がSPIやSCOAなら、しっかりとSPIやSCOA対策をしておきましょう。
確かに学内講座などで、公務員試験の教養試験の数的処理の勉強をしておけば、解法的にはSPIやSCOAには対応可能です。
しかし、SPIやSOCAを軽く見ると、なかなか突破できません。
SPIはパソコンで実施される場合も多く、紙の試験ならばパスができるのですが、パソコン実施で1問に多く時間を使ってしまうと、あえなく時間切れになってしまう場合があります。
また計算用紙の代わりに、ホワイトボードを渡されます。
ボード記載の計算は消すことはできません。
ボードがいっぱいになったら、挙手をしてボードをもらうことになりますが、これが時間がかかります。
などなどSPIならではのはまりポイントがいっぱいあるのです。
また、人気自治体のSPIやSCOAは、ハードルが非常に高いです。
かなり高得点を取らないと、人気自治体のSPIは突破できません。
「〇〇市のSPIが通るのなら、どこのSPIも突破できるよ」と俗に言われる次第です。
〇〇市は、人気自治体でさらにSPIなので、そもそもの応募する人数が多くなります。
また、日程も従来型のABCD日程とは、意図的にズレているところが多いので、なおさら〇〇市のSPIは過熱競争となります。
SCOAはSPIに英語、理科、社会が付くと考えていただければいいです。
学内講座で社会科学、人文科学、自然科学を勉強されるのなら、対策はほぼ不要です。
知識面で、公務員試験受験生はSCOAを恐れる必要はないです。
今年の桜は遅咲きなので、この週末も花見にはちょうどよいでしょう。
花見もいいですが、勉強を続けましょう。
過去問の一問、一肢をおろそかにしないようにしましょう。
がんばって。