あっ!総合職の申込みしなきゃ! | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴23年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 2024年は従来の公務員試験より、日程が前倒しになっています。

 国家総合職は、2月5日から26日まで申し込みを受け付けていて、現在申込期間の真っ最中です。

 「総合職で働く気はないなあ」という方も、専門科目を勉強している方には、総合職の受験をお勧めします。

 

 まずは国家総合職は、一般職や地方上級志望の方から見れば、国家機関によって実行される「究極の模試」です。

 3月17日の本試験までに、勉強内容を一巡させる、体内時計を朝型に切り替えるなど、一つの勉強の区切りとして何かと使い勝手がいいのが、総合職試験です。

 

 また、時事がどう出題されるかなど、格好の情報源にもなります。

 国家総合職で出題された論点が、形を変えてあとの日程の試験にも顔を出すなどといったこともあります。

 

 そして、国家総合職は筆記試験だけを見てみれば、けっこう受かる試験です。

 国家総合職は、さすがに総合職だな、司法試験以上だなという問題もあるのですが、そういうのは別に解けなくても一次の合格ラインは超えるようになっています。

 一般職の勉強で解けるような問題を取っておくと、合格最低ラインは超えます。

 当局も、筆記はできるだけたくさん通して、面接そして官庁訪問でごそっと落とすという方針を取っているように思われます。

 

 ということで、一般職、国税や労基といった国家専門職、地方上級第一志望の方も、総合職はなかなか使い勝手がいいので、できるだけ総合職を受験されるのがいいかと思います。

 

 従来4月が本試験日だった総合職が今年は3月17日に行われるのを皮切りに、全体的に受験日程は前倒し気味です。

 例年のペースとちょっと変わってくるので、今一度自分の受ける試験日程を確認しておきましょう。

 

 全体的に暖かくなってきました。

 冬は冬らしく寒い方が生態系にはよいと思いますが、ここ数年の天候を考えると、暖冬に慣れてしまったような感じもあります。

 暑さ寒さは彼岸まで、関西だと東大寺のお水取りが終わるころに春が来る、春のセンバツ高校野球、お相撲の大阪場所が終わるころに春が来るというのが、従来の季節の流れですが、今年はどうなるのでしょうか。

 花粉症の方にはつらい季節ですが、何とか乗り切っていきましょう。

 がんばって。