いよいよ勝負の一年 | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴24年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 2024年がスタートしました。

 能登半島の地震、羽田空港の事故と、新年早々波乱含みの出来事が続いています。

 

 去年から公務員試験の勉強を始めた方にとって、この一年は勝負の一年です。

 ここからはエンジンが動く限りは、目いっぱい勉強を続けなければいけません。

 

 現在三年生、四月から四年生という方は、このお正月から、憲法の条文を前文から99条まで音読、文章理解の過去問を一日一問解く、数的処理の過去問を毎日適量解くということを、一日のノルマにしてください。

 

 憲法の条文を知らない日本国公務員はありえません。

 受験の機会に憲法の条文は頭に完コピしましょう。

 教養の社会科学や専門の憲法では、憲法の条文そのままという問題が、過去に何回も何回も出ています。

 それなら、条文を覚えておけばいいというのが、シンプルな対策です。

 

 文章理解は一日一問本試験まで続けることです。

 文章理解はビタミンCのようなもので、一日に摂取できる栄養分が決まっています。

 文章理解に必要な読解力やテクニックは、まとめて身に付けることはできません。

 少しずつ慣れていって、吸収できるものなのです。

 ビタミンCをたくさん取っても、余分なものは吸収されず体外に排出されます。

 文章理解も、日曜日に7問解いても、きれいに排出されてしまいます。

 毎日1問を続けることです。

 

 数的処理は、専門外なので、担当の講師に訊くなどして、1日何問過去問を解けばよいのか、質問してみてください。

 

 年末年始にしては、比較的穏やかな天候でした。

 冬将軍はいやなものですが、このまま穏やかに冬が終わると、何かと四季の天候に影響が及ぶのではないでしょうか。

 インフルエンザやコロナなど、まだまだ流行がどうなるかわかりません。

 今こそ、手洗いうがいなどの感染対策を忘れないようにしましょう。

 がんばって。