講師の中島基浩です。
私が三十年近く前、公務員試験の勉強をした頃は、資格予備校も今ほどメジャーではなく、学内講座もなく、独学で試験対策をせざるを得ませんでした。
院生の先輩が、経済理論のゼミを開いてくれたことは助かりました。
しかし、当時の私の勉強というのは、学者の先生が書いた基本書を読むなど、試験対策という点では、最短距離とは言えませんでした。
先輩の書いた合格体験記や、当時もあった受験ジャーナルが命綱という、心もとない状態でした。
令和の現在においては、独学の環境は劇的に改善されました。
参考書の質量が格段に違います。
民法、経済理論も、わかりやすい独学できる参考書を購入することができます。
民法はTACの郷原先生の本、経済理論は実務教育出版の最初でつまずかない経済学が、わかりやすいでしょう。
情報という点では、どうしても学内講座、予備校に劣ると思われます。
しかし、受験ジャーナルに目を通す、受験先のホームページ、SNS、メルマガなどをチェックするなどしておけば、困ることはないかと思います。
面接対策は新卒応援ハローワーク、小論文対策は受験ジャーナルの添削を利用すれば、学内講座、予備校と同じような効果が得られるでしょう。
あとは、合格体験記を熟読して、特に同じ独学の方の合格体験記から自分に合う要素を抽出して、応用するようにしましょう。
独学の方はペースメーキングやピーキングが、なかなか難しいでしょう。
当ブログを読んでいただければ、ペースメーカーになるかと思います。
独学の方は、とにかく毎日少しずつでいいので、続けるということを意識しましょう。
C日程まで、あと51日。
今日が面接試験本試験という方が、受講生面談では多かったです。
いよいよ公務員試験の集大成です。
目の前の面接官から、少しでも勉強させていただくという姿勢で、面接に臨むとよいでしょう。
がんばって。